森雪の日誌 ドメル艦隊戦後の私 ~宇宙戦艦ヤマト~


 やっとの思いでドメル艦隊を倒した後の私達は、皆忙しかった。
 真田さんの率いる技術班は、ヤマトの点検、補修に、古代君達の戦闘班、島君達の航行班を駆り出してみんなてんてこまいの状態。
 佐渡先生と私、相原君やアナライザーももちろん、負傷者の治療に追われていた。
 もう少しで、ヤマトは宇宙に沈没する所だったのだ。 古代君は言っていた。
「ガミラスのドメル将軍は本当の勇者だった。」って。
 私は医薬品の片付けをしていた。佐渡先生とアナライザーは沖田艦長の部屋へ往診のために出かけていた、そんな時だった。
「雪、いいかなあ?」
 私の返事も待たずに、部屋に入っていてきたのはやっぱり島君だった。 はあ、と私は思わずため息をついて、電子ロックをして島君を中に引っ張り入れた。
「古代君に見られたら・・・マズイのよ。判るでしょ、島君。」
 私は跪いて島君の下半身から、固くなったおちんちんを取り出した。もう既に先っぽから透明な液体が滲み出ていた。
「・・・3日前にした所じゃないの。島君、もうこんなになっちゃって・・・。」
 私はピンと指で島君のおちんちんを弾いてみた。
「わりいわりい。最近、戦闘の連続だろ、ストレスが溜まりやすいんだよ。・・・なあ、頼むよ、雪。」
 ホントに男って好き勝手な動物なんだから・・・ともう一度ため息をつきながら、私は島君のおちんちんをあむっと咥えた。
 たちまち島君のおちんちんは逞しくなった。右手で袋をさすりながら、舌で島君の先端をつついてみる。
「うっ!・・・くーっ、き、気持ち良いーっ!」
 こう言われてしまっては、悪い気はしない。嬉しくなって今度は、咽喉の奥深くまで呑んでみた。
・・・島君って結構、太いおちんちんだわ。長さ、固さは私の古代君に比べてまだまだだけど、太さがダンゼン違う。久々にこんな太いおちんちんで私の膣口を突いてみて欲しいなあ・・・あ、嫌だぁ、濡れてきちゃった・・・
 ちゅぱっ、ちゅっ、じゅぽっ、
 私の妄想モードとは関係無く、島君へのフェラチオは続いている。妄想しながらもフェラ出来るのが、最近の私の特技だった。
・・・にしても、私ってこんなにエッチだったのかしら・・・私は自問してみる。 ・・・ううん、もちろん、地球の地下都市時代に同級生とした初体験は、痛いばかりで面白くも何とも無かったのに・・・そうよ、医療学校の先生よ。遊星爆弾の避難用防空壕で、私は教官に無理矢理犯されたの。犯されながらも快感を初めて知った私は、自ら教官に抱かれに行ったんだわ。・・・それ以来、教官が遊星爆弾で死ぬまで、狂ったように色んな事を教えてもらったんだわ。
・・・先生が死んでからは古代君と艦内SEXするだけだったのに・・・島君たらあ。
 そう、島君が私を巡って古代君と争っていたのは、密かな快感だった。同期の宇宙戦士訓練学校の生徒の2人、がである。結局、私は古代君を選んでつきあうようになっていたのだが、バラン星通過後辺りで島君が土下座してきたのには参ってしまった。 島君はいきなり土下座して立ちすくむ私にこう言ったのだ。
『頼む、雪!お前が古代と寝ているのは判ってるっ!・・・知っててお願いするんだ。』
『な、何をよっ!』
『溜まって溜まってしょうがないんだ。』
『何、馬鹿な事言ってるのよ、自分が何言ってるか判ってるの?』
『判ってるよ、判ってるよ、・・・でも佐渡先生処方の性欲降下剤飲んでも、機械人形使っても駄目なんだ!1回で良いから、抱かしておくれよ!後生だっ、このままでは、ヤマト操縦もままならないんだっ!』
 冗談では済まなかった。私達は、地球に放射能除去装置コスモクリーナーDを持ち帰らねばならないのだ。パパ、ママが、地球上の人々がヤマトの帰還を待っているのだ!半分も来ていないのに、航海班長が発狂するなんて、絶対に駄目。
『いらっしゃい、島君。・・・さあ、立ち上がって、私の服を優しく脱がせて・・・痛くしないでね、優しくしてね。・・・』
 私は精一杯、聖母のような慈愛の微笑みを浮かべて島君を誘ったのだ。・・・1回限りの約束だったのに、2日後島君は調子に乗って又、私を求めてきた。私は頭に来て島君にこう言ったものだ。
『島君の馬鹿ァ!私はは貴方の性欲のはけ口じゃ無いのっ!もう島君にはお口でしか、してあげない!!』
・・・言ってる私もお人好しで、間抜けで、しかもエッチだった。以来、おかげで島君にフェラチオを3回もしていた。
「あああ、気持ち良いよ、雪・・・」
 島君が私の耳を撫でる。1回しかしてないのに、島君は私の性感帯を知っていた。・・・駄目、声が出ちゃう・・・
 ちゅぽっ、ちゅぱっ、ぬちょっ、と私は島君のせがむままに卑猥な音を立ててやった。
・・・こんな音、古代君には聞かせらんないわ・・・島君のおちんちん、下手すると古代君よりお馴染みかもしんない。
・・・最近の古代君、激務で疲れてる。私と居ても勃起しない事があるから・・・そんな時は無理せず一緒に眠るのだけれども。熟睡する古代君の傍で、熱く火照る身体を自分で慰める私って一体・・・あ、そう言えばもう1週間位、してないの・・・

 

こ、古代君のバカ、ああん、私、1人でなんて、あ、いい、指が奥に入っちゃうよお~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・おいっ、古代進、こんな美女を欲求不満で悶々とさせてっ、だらしないぞ~もう、島君とエッチしちゃおうかなあ・・・?ああっ、濡れてきたみたい・・・
 私は島君の亀頭に唇を沿え、指でおちんちんを軽く上下に動かした。島君の先っぽから、更に苦い液体が出で来る。射精の前兆だ。島君は私の頭を掴んでピストンさせた。
 じゅっぽ、じゅぽ、ちゅぽっ、
「・・・早く出してえ、私のお口に!あなたのザーメンを!!」
・・・島君のお気に入りの台詞だった。 私がヤケくそになって機械人形よろしく絶叫した途端、島君はお口の中に射精した。・・・おいおい早いよーっ!
「出る、出るよっ、雪!全部集めて飲んでくれっ!」
・・・また調子の良い事を言って・・・ 島君のザーメンを口に溜めたまま、私は島君の亀頭から出てくる残りを啜った。
「うーっ、気持ち良い・・・全部飲んでくれっ、雪!」
 島君はどうも飲ませたがりだった。
・・・ああ、体重が又増えちゃう・・・と心配しながら私はごっくんと飲み込んだ。
・・・う、うん、今日のは濃くて飲みにくい・・・島君、蛋白質取りすぎだわ・・・ ごっくん・・・咽喉に引っかかるーっ。
「・・・雪、最高だったよ!又、頼むな?!」
・・・え?もしかして帰っちゃうの?・・・私はどうなるの?火のついた私は?
 爽やかな笑顔で服を整える島くんは、晴々した顔をしている。その顔を見て私は、心の中で毒づいてやった。
<この早漏ヤローッ!>
 島くんが出て行ってから30分後、また部屋の扉が開いた。
「こ、古代く・・・?あっ!!」 私はがっかりした。そこには股間を押さえて、哀願するような加藤君と南部君、太田君がいた。3人は声を揃えてこう言った。
「雪さん、いいですか?」
 はあ、と思わずため息がもれた。

(了)