眼鏡っ娘に関する2、3の問題 ~ときめきメモリアル~


 図書室へ入っていくと、思った通り彼女がいた。入口から、しばらく読書に夢中の彼女を眺めてやる。
 夕暮れの図書室には誰もいやしない。
 そう、俺と未緒以外は。
 これからの計画を実行するには、おあつらえむきの場所という訳だ。
 未緒はラブロマンスを読んでいるらしく、ページをめくる度に時折涙ぐんだり、ポッと顔を赤くしたりしている。ハンカチを取り出して、眼鏡を外して涙を拭いたりもする。
・・・ラブロマンスや詩集なんて読んで、胸をときめかしたりするのに・・・あいつときたら・・・
 そのまま読書に没頭している姿が、絵のようにはかなげで美しい。もっと見ていたくもあったが、そろそろ施錠の時間が迫ってきている。時間が無いので、声を掛けることにした。
「如月さん!」
 返事が返ってこない。一緒に図書館で勉強していても、時間が経つのを忘れて読書に励んでいるくらいだった。
 近づいて行って、3回目の呼び掛けでやっと彼女は気づいた。
「あ・・・い、いらしてたんですか・・・」
 未緒は本を置いて、イスから立ち上がった。
・・・あの眼だ・・・あの眼・・・怯えるようなあの眼・・・触れたら壊れてしまうんじゃないかいう華奢な面影、俺の欲望を駆立てるような弱々しいあの眼差し・・・
「・・・何、読んでるの?」
「え?あ・・・、いやトマス・ハーディのテスという小説です。」
 そっと恥ずかしげにややうつむきながら言うのがまた可愛いのだ。聞いたこともないような本の作者と題名は置いといて、俺は彼女の手を取った。
「あっ!」
 びくんと未緒が身体を震わせた。
・・・この感じ・・・俺を少し警戒しているけど・・・いけるっ!・・・
 俺は、精一杯の笑顔を顔面に貼りつけて言った。
「あんまり本ばっかり読んでると、身体に悪いよ。」
「あ・・・は、はい、ありがとうございます。」
「そう言えばあっちで面白そうな本を見つけたんだ。来てよ。」
「えっ?どこですか、結構ここの本、読んでるんですけど・・・」
 本の誘いなら未緒はどこでも着いてくる。引っ張らなくても自分から来るので、俺は本棚の奥、即ち入口から1番遠い所まで彼女を連れて行った。
「何ていう本ですか?作家は誰ですか?ジャンルは何ですか?」
 うるさく問い掛けてくる未緒を書庫の奥に追い詰めると
「うそ・・・本なんてうそ。」
 と言ってやった。果たして壁を背中にした彼女が少し不安げな顔になった。
「うそ・・・ですか?」
 この視線がまたたまらない。
「そう。本ばっかり夢中な如月さんに、やきもち焼いたんだ。」
「・・・」
「本よりも、俺達のことを喋りたくってさ。ほら、俺、もうこんなになっちゃった。」
 未緒の手をさっきから固くなっていた股間に当てた。
「ひっ・・・」
 息を呑んで手を引こうとするのを逃がさない。
「この間みたいにしてよ・・・」
「え・・・あ、いやです、もうできませんっ!」
「ほらあ、いいからあ!」
「あん!」
 俺は未緒を床に座らせ、ジッパーを下ろして固くなっている怒張を取り出した。俺は未緒の読書姿に欲情していたのだ。もうパンツの中で痛いくらいに大きくなっていた怒張は、自由になって天を突かんばかりに反り返っていた。
「・・・いやです、お願いです、こんな所でいやあ!」
「ほら、大きい声出すと、誰か来ちゃうよ。この間みたいに、口でしてよ。」
 涙を流して2回、3回と首を振る。ラチがあかないので俺は彼女を追い詰めることにした。
「・・・そっか、俺のこと、嫌いなんだ・・・嫌いなんでしょ?」
「そ、そんなことないですう、ち、違います!」
 今度も2回、3回と首を振る。俺は満足して、怒張を未緒にぐいと近づけた。
「・・・なら、口でやって証明してみせて。」
「・・・はい・・・」
 抵抗をあきらめて未緒は言った。

 怒張を咥えている未緒の顔は、文句なく俺を興奮させてくれる。
 1番俺を欲情させるのが、「眼」だ。ぺろぺろ舐めている時のあの上目遣い。そして魔法のアイテムが「眼鏡」だ。これがまたいやらしさに拍車を掛けてくれる。昔の人は上手く言ったものだ。本当に「眼」は「口」程にモノをいうのである。
 とかく眼鏡っ娘というものは、勉強ができるか(その場合は性格が冷たいのが多い)、性格が「いい」か、或いは底抜けに暗くてじめじめしているかの3つの型に分けられると思う。
 しかもこの3つのタイプとも凌辱してやるにはもってこいなのだ。もちろん、可愛くなくちゃいけないが。

 如月未緒・・・

 彼女がまたいい性格だった。
 何が俺の心をくすぐるのかと言えば、ご奉仕の最中でもジッと俺の眼を見つめていることだ。俺はこういう切ないカンジの女の子に弱いのだ。
 今も最初はおずおずと怒張に顔を近づけると、いきなりぱくっとお口を開けて、頬っぺたをへこましながら、ちゅうちゅう吸い上げてくれる。今度は可愛らしい舌の先で先端をれろれろと。
 ご奉仕に懸命な余り、眼鏡がだんだんとズレ落ちてくるのは間抜けだけど、それもご愛嬌。咥えながら直したりする仕草がまたきゅんっ、てくるのだ。
 未緒は俺の股の下に潜りこんだ。命令もしていないのに袋を2つともべろべろする。もちろんその間も怒張を持ったまま、たおやかな指でしごきながら離さない。袋にたっぷり唾をつけてべろべろした後は、先走り液が止まらない怒張にちゅぽちゅぽくちづけをする。
「・・・どう、如月さん?・・・感じてるの?」
 いいえ、と首を振りながら否定はしているものの、未緒は俺の怒張からまったく離れようとしない。
「・・・俺には本当のことを言って欲しいなあ。」
 ようやく未緒はお口を離して俺を見た。
「・・・ごめんなさい・・・私も感じてます・・・」
 と言う彼女のお口の周りは、俺の先走り液とよだれで一杯に汚れている。恥ずかしそうに言いながらも、またご奉仕を再開するのだった。
「ん、んっ、んっ、んうっ、ん、んっ!」
 未緒が吸い込みを強くしてきた。ただ吸って、首を動かすだけではない。舌でちろちろ刺激をしながら、添えた右手を丁寧に動かしてくる。
「う・・・そろそろ・・・」
 未緒の動きが激しくなる。眼をしっかり開けたまま、俺と怒張を交互に見ているのだ。
 じゃぷ、じゅぷ、じゅぷ、
 未緒と眼が合った瞬間、俺の背中に甘美な電流が走った。お口から離すと思い切り自分でしごきながら、彼女の顔に精液を掛けてやった。
 どぴゅ、どぴゅっ、どく~、
 狙った通り、未緒の眼鏡にたっぷり掛けてやる。もちろん未緒はお口を半開きにしたまま、逃げようとはしない。レンズの中心が白く濁っていく。勢い余って精液が胸の大きなリボンに掛かっても全然構わない。
・・・まずは眼鏡だ、眼鏡!・・・
 充分未緒の顔を汚した後は、お掃除が待っている。お口の周りのねばねばを集めて含むと、味わいながら胃の奥に流し込んだ彼女は、ぱくっとまだ萎えない俺の怒張を再び咥えこんだ。チューチューと吸引し、尿道の彼方に残っている精液を吸出し終わると、舌全体で怒張を清めまくる。
 出し終えたばかりの怒張は敏感だ。未緒の動きに応じて俺はぴくっ、ぴくっと反応してしまっていた。
「ふう・・・気持ちよかったあ~・・・」
 俺は半ば放心状態に近い未緒を見下ろした。
・・・まだ、しゃぶっていやがる・・・今度は未緒を気持ちよくしてやんないとな・・・
「如月さん、立って。」
 手を伸ばして未緒を立ち上がらせる。眼鏡、おでこ、頬っぺた、髪の毛、制服のリボン、と全部精液だらけの彼女。ぼうっとして顔が上気している。
 俺がスカートの間に手を忍ばせると、始めてびくんと未緒の身体が反応した。
「・・・えっ、あっ・・・だめですう・・・誰かに見られたら・・・だめですう!」
 精液まみれのまま足を閉じようとする未緒に向かって俺は言った。
「もうこんな時間、誰も来ないよ・・・それとも俺が嫌いなの?」
「・・・いえ、違います・・・違いますけど・・・ああん!」
 油断に乗じて手を股間に突っ込むと思った通り、俺の指にねちゃという湿った感覚があった。間違いない。未緒はしゃぶりながら濡れているのだ。
「如月さんも気持ちよくなんなきゃ・・・ね?」
「だめですう・・・あ、あ、パ、パンツの上から・・・触られると・・・やあ・・・だめ・・・」
 身をよじって俺から逃げようとする未緒。
「パンツの上から触ると・・・何?」
「・・・よ、汚れちゃいます・・・あん!」
「何で汚れちゃうの?」
 畳み掛けて聞いてやる。
「・・・ぬ・・・」
「ぬ?何、だめだよ、はっきり言わないと。」
「濡れてるんです・・・あん・・・あ、あ、あ、ううううっ!」
「・・・じゃあ、直接触るね・・・」
 会心の一撃だ。パンツの横から指を侵入させた。くらっと倒れそうになる未緒の身体を支えてやる。壁と本棚に挟まれた狭い場所だった。頭を打ってケガでもされたら、大変なことになるから要注意だ。
 未緒のあそこはとろとろで熱い汁を垂れ流していた。掻き回してやると
「くうんっ、はぁん、あ、あ、あ、あ!」
 といい声で鳴いてくれる。
 指がふやけるんじゃないかってくらい熱いあそこから、愛液がじゃあじゃあとこぼれてきた。構わずに指を2本指しこんでみる。
「はうんっ!あん、あん、くんっ!!」
 足が股を閉じようとするので、2段目の本棚に未緒の腰を乗っけてやった。分厚い本と頑丈な本棚が後ろから彼女を支えてくれる。
「もっと足開いてよ。」
「だめですう・・・誰か来て見られたら、恥ずかしくて死んじゃいます・・・あ、あん、んっ!!」
 否定したってだめだ。未緒のあそこはとろとろになって、俺の怒張を今か今かと待っているに違いないのだ。1回指を引き抜いて、ねばねばに糸を引いている痴態の証を見せた。
「だめって言っても、こんなに濡れてたら全然説得力ないよ、如月さん。ほらあ。」
「いやいや!あっ!・・・恥ずかしい・・・もう死にます・・・私、死んじゃいます。」
 そう言って両手で精液で汚れた顔を隠す未緒の可愛さが、俺を更に興奮させるのだ。指をぐいと捻じり入れるとまた鳴き始めた。
「あん、あ、あ、あ、はぁんっ!!」
 面倒くさいのでお尻をちょっと浮かせて、パンツを脱がせる。そのまま右足に肩を当てて股間を広げさせた。右足に引っ掛かったままの純白のパンツが、未緒の悶えと連動して揺れるのがいやらしかった。結構肉付きのいい太腿が、ぷにぷにしなる。柔らかいその感触が心地いいのだ。
「一杯乱れてね、如月さん・・・」
 中指の第1関節を折りながら、改めてあそこに差しこむ。内側を撫でるようにゆっくりと動かしてみた。
「んっ!・・・あはぁ・・・あ、あ、あ、あ、あんっ!!」
 反応がいい。今度は内側のザラザラした壁を激しくこすった。
「ああ・・・ん、ん、ん、ん、あ、も、もう・・・あんっ!!」
 未緒の身体がひくひく痙攣する。彼女はここが感じるのだ。俺の手を掴んで抵抗するが、まだまだ容赦はしない。指の腹で1点集中だ。
 ぐじゅ、じゅく、じゅぷぷぷぷ、
 粘膜の大きな音がする。未緒はいやいやと首を振るが、掴んでいる手に力がこもってきた。これは本気で抵抗しているのではなく、いきそうなのだ。
「・・・如月さん・・・いきそうなんだね・・・いいよ、いっても。」
 優しく耳元で囁いてやる。もちろん俺の指は休んだりしない。
「ああん・・・あん・・・あん・・・え・・・で、でも・・・あん!」
「いいからさ・・・如月さんが・・・可愛くイクところ、見たいんだよ。」
「あ・・・と、図書室でなんて・・・あはぁ・・・はぁ・・・あ、あ、あ、あ・・・は、恥かしいです・・・」
 もう充分恥かしいんだよ、なんて野暮なことは言ったりしない。
「・・・可愛いよ、如月さん・・・素敵だよ・・・いいんだよ、いって・・・ね、いって!」
 未緒の瞳が潤んだかと思うと、俺の首にぎゅっと抱きついてきた。どうやらイクらしい。更に壁を掻き回してやる。
「・・・くうっ!・・・あ、あ、あ、もう・・・もうだめっ!・・・あ、あ、あ、あ、あ、ああんっ、いいっ!!」
 小さく控えめな、それでいていやらしい絶頂の声だった。首に巻きついた腕が1回俺を締めると、だらんと垂れ下がった。
・・・ふう・・・ようやくイッてくれたみたいだ・・・
 あそこから引き抜いた指をまじまじと見る。未緒の愛液でべとべとになった中指が、まるで自分のじゃないような感覚だ。痺れていた。ふと床を見ると、愛液の水たまりが小さな池を作っていた。
「気持ちよかった?ねえ、如月さん?!」
 返事がない。未緒がぐったりして動かないのだ。俺は慌てて彼女の身体を揺すってみた。
「き、如月さん、如月さん!ねえったら!?」
「ううう・・・あ・・・あ・・・わ、私・・・気失ってしまいました・・・」
 空ろな声で未緒が言った。
「あ~びっくりした!ホントに死んだかと思ったよ。」
 背中に安堵の汗が流れていた。本当に死んでしまったら、シャレにならない。
「・・・ごめんなさい・・・頭の中が真っ白になってしまって・・・め、めまいがしたかと思うと・・・ごめんなさい・・・」
「いいよ、いいよ・・・ね、いったの?」
 白い抜けるような肌がサッとほんのり赤くなった。
「・・・は、はい・・・思い切り感じてしまいました。」
 恥かしそうに下をうつむきながら言う仕草が、一瞬萎えた俺の怒張に火を点けた。ぐんぐん固くなっていく。
「そう、それはそれは。・・・で、俺はまだなんだけど。」
 未緒の顔を覗きこんでみた。慌てて視線を外す彼女が可愛らしい。
「!・・・し、知りません・・・」
「入れたいな~・・・入れちゃおうかな?如月さん、1人でいっちゃってズルイよなあ。」
「ズ、ズルイって、そんなあんまりですっ!」
 真剣に否定する姿がまた可愛いのだ。片足を高く上げたまんま、ずれた眼鏡の未緒が眉をひそめている。
・・・よかった、本気で怒っちゃいないようだ・・・
 俺は未緒の愛液で汚れないようにベルトを外して、パンツごと膝まで脱いだ。これで臨戦体制が整ったという訳だ。
「・・・本当にえっちなんですね・・・あ、も、もう入れちゃうんですか・・・ああ、あ、あ!」
「まだ、先っぽ当てただけだよ・・・」
 再び濡れ始めた未緒のあそこがひくひく蠢いている。どうやら身体は意に反して、早く俺の怒張を待っているようだ。早く期待に応えてやろう。
 にゅぷぷぷ、ずびゅ、ずずずずずっ、
 入った。俺の怒張が根元まで入った。ずっと上げていて、苦しかっただろう足を下ろしてやる。途端に未緒の足が俺の背中に巻きついてきた。
「あっ、あっ、ああっ!・・・あ、あ、あ、ああん!!」
 我が校のトレードマークでもある女子制服の大きな黄色いリボンが小刻みに震えている。そのリボンも俺の精液に汚れていていた。
 きつきつの未緒のあそこはさっき達したばかりだというのに、際限なく泉が湧いている。その潤滑油の中で俺はさっきのポイントを突いた。
「あ、あ、あ、あ、あ、はぁん!・・・あ、また、感じちゃいそうです・・・」
 ここでまた失神されたらかなわないと思って、俺はリズムをゆっくりとさせる。その時、いいアイディアがパッと浮かんだのである。
「ねえ、如月さん・・・如月さん、ゲーテの詩が好きなんだよね?」
 何のこと、と戸惑いながら未緒が快感の中でうんとうなづく。
「今、ここで好きな詩を暗誦してみてよ。」
「え?ゲ、ゲーテ・・・あん、あ、ゲーテですか?」
「お願いするよ。」
「は・・・はい・・・何がいいでしょう?・・・あ、あん・・・え~『なんと晴れやかな、自然の光、日は輝きて、野は笑う』ああんっ!」
「もっと続けて・・・」
「はい・・・『おお愛よ、愛よ、黄金なすその美しさ、峰にかかる、空の雲に似て・・・』あ、はぁんっ!」
 美しい詩の調べに合わせて未緒を突いてやる。 
「ほらほらあ、もっときれいな詩を読んでよ。」
「あん、あ、あ、あ、あああんっ・・・『御身は晴れやかに』あん!『い、生命湧く野を・・・花に、け、けぶる満ち満ちた世界を』あうんっ!『おお少女よ、しょ、少女よ・・・私は君を愛する!』・・・くぅんっ、あ、あ、あ!!」
「それから、それから?」
「『君の目は輝く!、君は私を、あ、愛する!』・・・も、もうだめっ!!」
 こんこんと俺は未緒の急所を突いた。もう詩も読めそうにないほど感じているようだった。
「如月さんは・・・」
「あうんっ!」
「本が好きで・・・」
「あん、いいっ!」
「成績もいいのに・・・」
「あ、あ、ああっ!」
「みんなも真面目だと思ってるのに・・・」
「きゃん!」
 急所を突きながら反応を楽しむ。
「図書室で・・・」
「ああんっ!」
「えっちしながら・・・」
「あっ!」
「大きい声出しながら、感じてるやらしい眼鏡っ娘なんだねっ!」
「あ、あ、あ、あ、あ、また・・・感じちゃうっ!!ああんっ!!」
 俺は本棚に乗ったままの未緒を責めまくった。3回、4回と怒張を奥に入れる度に、いろんな喘ぎ声が響くのが楽しい。
「何回もいけちゃうんだね・・・如月さんは。」
「・・・そ、そんなことないですう・・・あう、あ、あ、あ、あっ、ああ、ま、また・・・!」
 眼鏡越しの潤んだ瞳が色っぽくなっている。ついつい俺を誘ってやまない、未緒の顔、仕草を引き出したくなってしまうのだ。
「か、感じ・・・感じちゃうっ!!」
 1番奥を突いた時、未緒が達した。そのわなわな震える姿を見たら、俺にも限界が来た。
「・・・ど、どこに出そう・・・な、中に出していいの、如月さんっ!」
「な、中は・・・ああんっ!・・・中はだめですっ!・・・あん・・・私・・・また感じちゃう・・・ああんっ!!いいっ!!」
 快楽の限界が訪れた。急いで怒張を未緒から引き抜いた。本棚から下りて、床に座り込んだ彼女のお口に入れた。
「舐めて、如月さん、早く、舐めてよ!」
 我に返った未緒が俺の怒張に舌を這わす。ぺろぺろ舐めてちゅうちゅう吸い込む。 
「出すよ・・・」
 どぴゅ、どくっ、どくっ、
「あ・・・あぐ・・・あ・・・はぁん・・・」
 色っぽい声で未緒はご奉仕をしている。最高の快感だった。至高の快楽だった。
・・・め、眼鏡っ娘に顔射した上で、えっちの後にまたもや口内なんて・・・おまけに清めのご奉仕付きだなんて・・・最高だあ・・・
 俺はずっと吸い続けている未緒の幸せそうな顔に満足していた。
 吸い終わって、お口の周りを舌で舐めた後に未緒は、こう言った。
「・・・まだ閉館まで時間ありますから、もう1回お願いできますか?」

(了)

 

亭主後述……

凌辱ですけど、凌辱じゃありませんね。この後めまい起さなきゃいいんですけど(笑)
眼鏡っ娘で何か書きたかったんですが、私は如月さんと李紅蘭、ミリィ・チルダ(笑)以外にあんまりよく知りません。
如月さんは、身体も弱く、本が好きな物静かな少女です。ときめも1では、詩織ちゃんの次に好きでした。
無理矢理、多人数凌辱モノだと、きっと耐えられない、と思って愛のある(?)お話にしました。
あ、ゲーテの詩集が好きなので、引用してみました。う~ん、ロマンティック……
「ギョエテは俺のことかとゲーテ言い」……すいません、失礼しました……

DDDさんにお送りしています。