「大重ちゃんじゃない?」
いつものようにお酒を飲んでいたあたしは、声を掛けられて振り向いた。
「今日も日本酒かい?」
え~と誰だっけ、この人、確かテレビ局で会ったことのある……いや、それともレコーディングスタジオだっけ?
「すっかりできあがってるね、大重ちゃん。座っていい?」
調子のいい男は、あたしが返事する前にさっさと隣のイスに座ってきた。
「そっか、満月(フルムーン)ちゃんは、夜は仕事しないんだよね?」
「ええ、まあ……」
ダメだ、お酒が完璧に回ってる。この人が誰か、全然思い出せない。
「そういやさ、シードレコードの高須さんが誉めてたぜ、満月ちゃんの歌。あの人が誉めるって、そうそうないからねえ」
「どうもありがとうございます」
高須さんをそういう風に紹介するということは、やっぱり業界の人らしい。
酒でかすんだ目をこすって、じっくりと観察してみた。
今風の長髪に無精髭が伸び放題。かといって、不潔っぽくはない。
例えて言うなら、どっかのテレビ局のADか、スタジオミュージシャンのようだった。
「あのう、失礼ですが……どこかで」
「まま、そんなんどうでもいいから、ささ、ぐいって飲んじゃって、大重ちゃん」
あたしの追求はそこで終わりになってしまった。
彼からお酒を注がれて、あたしが注ぎ返して、そのうち彼の正体なんてどうでもよくなってきちゃって、
「アハハハ、その話、面白っ~い!!」
なんて、あたしは酔っ払っていった。
彼の話はとっても面白かった。
レコード業界の話、インディーズレーベルの話、芸能人の話(主にスキャンダルがメインだったが)とどこまでも尽きなかった。
あたしと満月の所属するヴィレッジプロのこともよく知っていて、特に満月のことは、完璧に近いくらい知っていた。
「あれよ、大重ちゃんの上司のアホ部長がさ……」
と、あたしが喜ぶような話題もしてくれた。
驚くことに、あたしが元アイドルであり、芽が出なくってマネージャーに転進したことまで知っていた。
「やめようよ、その話題は」
「でも俺知ってるよ、大重ちゃんが出したシングル曲。タイトルは……」
「は、恥ずかしい、もうやめて~」
赤面するような、いや実際お酒飲んでいて顔は真っ赤なのだが、あたしは、昔の過去を思い出すのがいやだった。
今の満月を見てて、時々、自分の過去が幻のように脳裏に甦ってくることもある。
立派に歌う満月を見て、自己嫌悪に陥ることがある。
売れるためには何でもした昔。どんなに恥ずかしい仕事も受けて、偽りの笑顔でこなした昔。
それらを思い出してしまうことがある。
最終的には、
「お前のプロデュースはもうできない。アイドルを目指すのは、もう諦めた方がいい」
所属していた事務所の社長に、そういう風に言われて。
部屋が涙の洪水でいっぱいになるくらい、泣き濡れて。
クローゼットの中にあったコスチュームのピンク色のドレスを、ハサミで切り刻んで。
満月だけにはあんな思いをさせたくない。
だから、あたしは一生懸命、マネージャーの役割を果たすのである。オヤジにお尻を触られたって、にこりと笑って受け流すのが、あたしの仕事なのだ。
河岸を変えて飲みにいった先は、彼の馴染みの店だというこじんまりとしたバーだった。
日本酒はなかったが、あたしはウィスキーのロックを頼んで、何杯もお代わりした。
そのうち、あたしは……気づいたら、彼に口説かれていた。
耳を噛まれた。髪の毛を撫でられた。肩に手を当てられて、引き寄せられていた。
もたれかかって目を閉じていたら、あごを持ち上げられ、はっとする間もなく唇が重なっていた。
「!」
だけど目を白黒させる間もなく、彼は離れていった。
「大重ちゃん、可愛い」
「え?ええっ、そ、そんなあ……う、ううん」
またキスされた。
一瞬、まぶたを開けて周囲を覗ってみれば、回りは暗くてなんにも見えない。
そのうち、舌があたしを探してきて、とろけそうなディープキスになっていく。だんだん、頭の芯がぼんやりしていった。
だから、あたしから彼を抱きしめて、キスを求めていくの。
いや、じゃない。いや、じゃなかった。だから、あたしからもするの。
彼に抱きかかえられるようにして、バーを出た後、薄暗い路地に連れ込まれた。
そこで壁に押さえつけられて、またキスをした。何回もキスをした。
お酒くさいかなあ、と思ったりもしたが、どうせ彼だってベロベロに飲んでるから気にしないと思った。
彼のキスはとっても上手で、あたしは膝が抜けそうになった。崩れそうになると、引っ張り上げてもらいながら、ゆっくりと歩くのだ。
そのうち、繁華街のラブホテルが見えてきた。もう真夜中近いので、通行人が辺りにいないのをいいことに、あたしは彼に体重を掛けて、歩いてみた。
無言のサイン、あたしがいいよ、って送る秘密のサイン。
こんな時、言葉はいらない。彼もそれを承知していたようで、あたしをホテルの中へ素早く導いた。しっかりと握った手のひらが、とっても熱いと思った。
身体の奥がじんじんと火照っていた。アルコールのせいじゃない、何だろう?
疲れきってるはずなのに、目が冴えている。お酒をたくさん飲んだのに、頭の中、もうすっきりしてる。
エレベーターに乗って扉が閉まると、またキス。キス、キス、キスの雨。
あたしはしっかりと彼の首に手を回して、情熱的なくちづけの嵐に応じてやった。おかげでまた腰が抜けそうになる。
彼に何とか抱き上げてもらうのが、自分のことながらおかしかった。
部屋は二階の一番奥。エレベーターを出て、歩きながらのキス。こんなこと器用にできたって自慢にも何にもならないのに、変なことが得意だったりする。
「ほら、足元気をつけて」
優しくエスコートされて、とってもいい気分。
扉が開いて、あたし達は舞うように真中に置かれたベッドに倒れ込む。
「待って、鍵だけは掛けないと」
あたしの抱擁から逃げるように、彼がドアをロックする。カチンと音がしたのを見て、
「早くきて」
あたしは囁いた。
「大重ちゃん、すっごい積極的」
「バカ」
後はまたキスの嵐。唇を絶対離さないようにして、あたしは彼を、彼はあたしを、お互いを脱がしていく。
「あん……あ……ああっ!」
だめ、服の上から触られただけで感じちゃう、感じちゃってる。
さっきのじんじんが、奥から広がるように全身にきてる。どんどん大きく広がっている。
「気持ちいい?」
「う……ん、いい」
彼の指先があたしの身体の線をなぞっていく。いつもならくすぐったくなるのに、今は平気。
それどころか、じゅんっ、ってなっちゃうの、おかしいくらいに。
彼をしっかりと抱きしめて、男の人の匂いってやつに頭を麻痺させて。そうしてあたしは、だんだん理性を失っていった。
伸ばした手のひらに、固くなった彼のが当たった。パンツ越しのすごい熱さに、ふとめまいを感じた。
「あん……すごい、ここ」
「大重ちゃんだって、びしょびしょだぜ」
「やあん、言わないで、恥ずかしい」
密やかな睦みごとを幾つか囁きかわして、あたし達はいよいよ大胆に、奔放になっていく。
違う、言葉、そうなの、恥ずかしい言葉を囁き合って、高まっていくの。そう、そうなの。
だって、あたし、こんなになってる。
こんなに、自分でも判るくらいだもの。
彼の指が、ショーツの脇から入ってきた。優しくあたしに触れて、
「あん……ああん……」
シャワーを浴びていないことが頭をよぎったけど、もうどうでもよかった。
獣みたい、抱き合って、すぐにこんな愛撫をされて。でも、たまにはこんなに激しく愛されてみたいの、激しく愛されてみたい。
とろとろになったあたし、太腿までぐっしょりになっちゃって。
「あたしを抱きしめて、もっと強くぅ」
こんなお願いをしてた。
彼はあたしを強く抱きしめて、首に顔を埋めてこう囁いた。
「可愛いよ、大重ちゃん、すっごい可愛い」
「……嬉しい」
身体中が溶けていた。液状になっていた。冗談でなく、本当に溶けてしまったように、あたしは感じた。
仕事のストレスを忘れて、満月のお守りも忘れて、むかつく部長のお小言からも、解放されていた。
気がついた時には、彼があたしの中に入ってきていた。
「あっ、ああっ、あっ!!」
彼は、深く、きつく、あたしは杭を打ち込まれたようだった。必死になって、彼に抱きついていた。
上から見下ろす彼の瞳を見た。ひどく真面目な顔をして、彼はあたしを抱いている。その顔が愛しいのに、不謹慎にも笑っていた。
「何だよ、笑うことないだろ」
いささか気分を害したような彼に、あたしは謝った。
「ごめんなさい、その、すごい真剣な顔をしてるから」
「こういうのは真面目にするもんなの」
「あ、ああ、すごい、ああ!」
乳房に彼がむしゃぶりつくと、快感が増していった。
指先で彼の髪を撫で、あたしは震えるだけだった。そのうち、波が広がるように、快感が身体全部を満たしてきた。
時折耳に入る彼とあたしの音、粘膜の卑猥な音とお互いの激しい息遣いが、たまらない。
もうダメだった。
「あ、もう、もうダメ!」
「もっと感じてよ、大重ちゃん」
彼はそんなことを言って、あたしを抱き起こした。
あたしは彼を見つめて、彼はあたしを見つめて。舌を絡めた激しいキスの間も、だっこしたまま、突き上げられて。
貫かれたまま、あたしは天井を仰ぎ、また彼とキスをして、律動に身を震わせた。
ベッドとシーツの間をあたしは泳いだ。お魚みたいに泳いでいた。
彼から逃げるようにもがき、しかし結局は突き続けられて、火の吐息を洩らし、快感に酔った。
「気持ちいい、そこっ、いい……ああんっ!」
彼は、あたしがまだ穿いていたピンク色のショーツをヒラヒラとさせた。弄びながら、あたしを突くのだ。
ゆっくり、ゆっくり。
深く、深く。
ああ、あたしは、中まで突き込まれて、息も絶え絶えに喘ぎ続ける、感じていく。
頭からつまさきまで、彼の固い分身に支配されている。自分からも彼の腰に対して、身体を振り続けて。 あたしは達した。
「い、い、い、いくう、いくのっ!!」
思いきり彼にしがみついて、痙攣する。心地いい、気持ちいい、すべてがあたしの芯に集まってくる感じ。
一回、二回、三回、波は全然衰えず、あたしに向ってまっしぐら、だった。
キューンとジェットコースターが落ちてきて、またその勢いのまんま、上のループに上がっていく、そんな錯覚を感じていた。
刹那、あたしは彼にすがり、しがみつき、汗の匂いにエクスタシーを感じ、果てた。
「おいしょっと」
気だるい余韻はどこか甘かった。
メランコリックな空気から普段のあたしに戻るため、隣でタバコをふかす彼の手から逃れて、ベッドを降りた。
「シャワー浴びてくるね」
彼は返事をせずに、手だけを振った。
アルコールの名残りは今はどこにも感じないが、もう昔みたいに若くない。無理はできないのだ。
栓を捻って、熱いシャワーを全身に浴びる。
ボディシャンプーを手のひらにまぶして、全身に塗る。シャワーが、あたしの疲れと汗と本当は失いたくない行為の余韻を流していった。
「俺も入っていい?」
「どうぞ」
彼がのそっと現れ、バスルームに入ってきた。
「へへ、洗ってよ、大重ちゃん」
あたしはくすりと笑い、彼の身体にボディシャンプーを塗ってあげた。
「ここも頼むよ」
「もう、えっちなんだから」
と言いながら、あたしは結構な量のボディシャンプーを手に取って、彼を捕まえた。
「おおっ、ほほっ、き、気持ちいい!!」
彼が身をよじらせた。彼はまた手の中で大きくなりかけている。
「ほらっ、どうですか、お客さん!」
「うう、大重ちゃん、またしたくなっちゃうじゃんか!!」
彼のたくましい手触りに目が眩む。肌が熱く、耳鳴りがして、咽喉がかすれた。
でも、あたしはこう言っていた。
「いいよ」
と。
両手で愛撫していた、彼の近くにしゃがみ込むと、あたしはシャワーを取って、ざっとお湯で泡を流してやる。
まだピンク色の可愛い彼にそっと唇を近づけて、キスをした。うう、と上から声がする。
水を飲もうとする鳥のように、何回かくちづけをした後は、ぱくっと開けた口の中へ彼を進入させるのだ。
ダメ、大きくって全部口の中に入らない。
咽喉まで咥え込んでみたが、苦しくてたまらない。だから諦めて、舌を唾で濡らしてやって彼を浅く呑んだ。そのまま、唇をきつくすぼめて、頭を揺らす。
途端に、ぬぽ、ぬぽっ、音がいやらしく聞こえ始めた。
「うう、き、き気持ちいい」
悲鳴が聞こえて、もっと彼をいたぶりたくなる、いじめてみたくなる。
すぼまった唇から伝わる彼の太さと熱さが、舐めてるだけのあたしをも感じさせる。自分で触ってみたら、あたしはもうとっくに濡れていた。
「う、うう、ん、んっ」
口での作業に熱が入っていき、首を振り、頭を揺らし、手でこする。
彼の喜ぶ顔がとっても愛しい、嬉しいのだ。
「ようし、立って」
「あん」
バスルームで立ったまま、あたしは後ろを向けさせられた。バスタブの縁を持たされたまま、彼が貫くのだ。
最初固いのがお尻に辺り、あたしは喘ぐ。そして、
「なんだ、もう濡れてるじゃん」
そんな恥ずかしいこと言われて、返事もしなかったら、
「ああっ!!」
もう彼が深く入ってきていた。
身体中奥深く掻き回される感じで、目の前がスパークする。一回、二回、そしてまた奥まで。
たくましい身体の彼が、あたしの乳房を揉み、支えるのだ。踏ん張って、自分からもお尻を打ちつける。そうやって、そうやって、二人は高まっていく。
「あ、ああ、すごい、中まで当たってる、当たって……るう!!」
グラインドが激しくなって頂点が見えると、彼はわざとスピードを落とす。あたしがなぜ、って顔して振り向くと、途端に打ちつける速さが上がる。
「もういじめないで、じらさないで」
許しを乞うあたしに、無情なせせら笑いを浮かべて、
「はいよ、はいよ」
彼はゆっくりと突き込むのだった。
それでも小さかった波はどんどん集まり、あたしの身体の中で快感が集まってきた。
抱かれてる。初めて会った男に、お風呂で、後ろから犬のように、激しく。しかも二回目。
いい、気持ちいい、もっと、も、もっとしてよぉ、そこがいいのっ!!
「あ、ああ、いい、気持ちいいっ!!」
と絶叫するあたしを、彼は突き続ける。
時々無理な姿勢で、あたしにくちづけしながら腰を休めはしない。だからいい、とってもいいの。
あたしは燃える、燃え盛った炎のように狂う、彼にされながらよがる。
そうして。だんだん、だんだん、快感の波が頂点になる、の。
「いく、いきそう、ああ、もう、いくう!!」
先にあたしが果ててしまい、バスタブに上半身を埋めた。シャカリキになった彼は、少し遅れてからあたしのお尻の上に精液を吐き出すのだった。
快感の余韻が身体に染み渡っていく。広がっていく。あたしは甘美な疲労に酔っていた。
二日酔いはいつものことだった。
痛む頭に顔をしかめて、鏡をにらむ。
「うう、痛い」
今日は満月のテレビ撮りの日で、スタジオの都合で、早朝からの出勤だった。
待ち合わせ場所に、時間通り満月がきていた。
「おはよう」
「おはようございます、大重さん」
いつも通り、猫とうさぎの人形を持った満月を拾って、車を走らせる。
道は空いていて順調、お天気もいい。
ただ一つ、快調じゃないのが、あたしの二日酔いという訳なのだ。
「大丈夫ですか、大重さん、苦しそう」
心配そうな満月に向って空元気の笑いを見せたが、本当はしんどかった。吐き気こそないが、頭がずきんと痛かった。
「ちょっと満月、コンビニに寄っていい?」
「あ、はい、どうぞ」
満月の仕事が朝の一時間だけなのが、幸いだと思った。
国道沿いのコンビニに車を寄せて、あたしは店内に駆け込んだ。
「トイレ貸して下さい!」
店員の返事も聞かずにトイレに入り込んで、げえげえ戻した。思いきっリ戻しても、朝ご飯もろくに食べてないから、出るものがない。
それでも少しは気分がよくなったので、洗面所でうがいをして、化粧を直した。
「よし、がんばるぞ!」
トイレの鏡に映った青ざめた顔の自分に言い聞かせ、あたしは店に戻る。トイレを借りたし、咽喉も渇いたので、適当に健康ドリンクを買って、もちろん満月用にお茶も買って、あたしはレジのところにいった。
「いらっしゃいませ」
あたしと同じように元気のない店員が、くたびれた声で金額を告げた。
お財布からお金を出して、店員に渡した途端。
「ああ!!」
「あ!」
あたし達は、二人で素っ頓狂な声を出していた。
店員は昨夜の彼だったのだ。しかもご丁寧に、名札には堂々とアルバイトと書いてあった。
彼は、テレビ局のADでもなければ、スタジオミュージシャンでもなく、業界の人でもなかったのだ。
「ちょっと、早くしてよ!」
後ろで眼鏡をかけたオバさんが、禁止のはずのワンちゃんを抱いて、あたしにドンと当たった。
よろけながら、あたしは、彼が差し出したお釣りと商品を受け取った。その後そそくさと店を出たが、彼は追ってもこなかった。
昨夜、携帯電話の番号は教えたので、いつか掛かってくるだろう。
問題はそれに出るかどうか、だ。
「大重さん、大丈夫ですか?」
こんなあたしの悩みも知らない満月が聞いてくる。
「ええ、もう平気よ」
「今日はいい天気ですね!私、気持ちよく歌えそうです」
ニコリと笑う満月の笑顔を見ながら、あたしも笑ってエンジンを回す。でも、あたしの頭の中は、彼からの電話に出るかどうか、それだけを考えていた。
こんなんじゃ、マネージャー失格だな、あたしは心の中で言った。
道はこんなにも空いているのに、今日はやけにハンドルが重かった。
(了)
亭主後述・・・
「満月(フルムーン)を探して」から、仕事姿も凛々しい大重正実マネージャーでした。
りぼん連載でアニメ化された業界物語ですが、私的には満月はどうでもよかったりします。(笑)
大重さんと、満月のお婆ちゃんがお気に入りなのです。(爆)
もちろん大重さんが大好き、その次が文月お婆ちゃん。
え?お婆さんがどうして好きかって?
それは、杉山佳寿子さんが演じられているからです。(爆死)
それはともかく、よくありがち(本当にあるのか?、汗)なお話ですが、楽しんでもらえたら嬉しいです。
密かに、ヒロインの満月よりも人気があるらしいし。(笑)
田中さん(お手伝い)や満月自身では書けそうもないですけどね、あ、めろこ(死神)と若松円がいたか、ちいっ!(笑)