可愛らしいピンク色の箱なんです。赤と金色の刺繍のリボンがとっても素敵。
でも、箱を開けて中身を見た瞬間、ヒィって叫んじゃったんです。
だって、中に入っていたのは、物凄くいびつな形した、真っ赤なバイブだったんです。
こんなの、ハワイにいた時、一緒にルームシェアしてた女友達の引出しに入ってたのを見つけて、自分で悪戯しちゃった時以来のことなんです。
今日、出撃して艦に戻ったら、ブリッジクルーのみんなが、
「これ、ヘンケン艦長から。そして我々からもプレゼントです」
ですって、箱を渡してきたんです。
で、開けたら、凶悪で醜悪な格好したバイブレーターが出てきちゃった。私、びっくり。
しかも、アナハイムエレクトロニクス謹製の大ヒット商品なんです、これ。
最初はムカッっときて、クルーのみんなはともかく、特にヘンケン艦長に対して頭にきて。いかつい顔してるくせに、こんないやらしいこと考えてるなんて、絶対許せない。
私は部屋の中で、独りでしばらく怒ってたんです。でもよく考えたら、箱を渡された時、ブリッジに艦長がいなかったことを思い出した。
それに、箱には手紙が添えてあって、そこにはこう書かれていたんです。
「我等がヘンケン艦長は中身は知りません。そこんとこよろしく」
そっか、ヘンケン艦長は知らなかったのか、と思うとちょっと安心した。
ん、私なんで安心なんかしちゃったんだろう?
それより、後でブリッジ全員修正してやらなきゃ、って思ったんです。もちろん艦長を除いて、ですけど。
しばらく怒りがおさまらなかったんですけど、そのうち昔のことを思い出してきて。
突然、悪戯をしたくなってきちゃったんです。
もう一つ、バイブの横にあった可愛らしい卵のようなピンクローター、これでまずは楽しんでみることにしたんです。
いつ出動が掛かるか判らないから、急いで制服を脱いで、全裸になって。汗をかくことが判っていたから、シャワーは後で浴びることにして。
ベッドに寝そべって、足を大きく広げちゃう。スイッチをONにしたピンクローターが静かに唸り出し、だんだん胸に近づいてく。
それを見ながら、私は期待に胸を震わせてた。レコア少尉に比べてちょっと自信がないけど、形はいいと思ってる乳房にそっと当ててみる。
わ、振動が伝わってきた。あ、これ、ちょっと気持ちいい。あ、あ、い、いいかも、これ。
乳首が尖がってるのが、判るんです。固く、固く、あ、あ、あ。ん、いい。
私、しばらく胸をいじることだけに没頭してた。無意識のうちに指は、足の間に伸びてたんです。
ハワイで覚えちゃった悪癖なんです。女友達は跳んでる方だったから、私のことウブだと思っていろんな知識を教えてくれた。
だから、すっかり耳年増になっちゃって。
軍に入ってからは忘れてたんですけど、ここんところ欲求不満になりがちだから、思い出して、あ、あ、すごい、胸がこんなに感じるなんて。
指先はクリを摘んで、クイクイって。とっても敏感なところだから、あ、ん、ここも尖がってきた。
その瞬間、電気が走った。
眩暈でクラクラしちゃった。
何も見えなくなっちゃった。
私、指先と胸への刺激だけでいっちゃったんです。
ブラックアウトしたのはわずか数秒のような気がした。それでも自分の荒々しい息にようやくはっとして、戻ってきたんです。
くたくたになっているのに、もっと快感というものを追求したくなってきて、私、いろいろやってみることにした。
汗だらけになりながら、今度はピンクローターを直接クリに当ててみた。
「ああああ、あああ、あああ!」
大きい声が洩れちゃった。恥ずかしいから、慌てて枕を噛んでみる。
ピンクローターの微弱な振動が、ん、ん、あ、ああ、あん、い、いいんです。
気づいたら、股間がもうびしょびしょなんです。今までの鬱憤みたいのが、全部出てきてる感じ。
ほ、本当に、いい、いいの、あんっ、いいんです。
今まで、私、可愛いローターを舐めていました。
ごっついバイブにばっかり眼がいってました、でもごめんなさい、あ、ん、ん、んっ!
アナハイムの技術者さんって、すごいんです。こんなに可愛いのに、小さいのに、あ~あっ!!
また、私、いっちゃったんです。
その後、敵襲があったみたいでMk-Ⅱ内に待機することになったんですけど、部屋を出る時、ベッドを見て驚いちゃった。
シーツに思い切り、恥ずかしい染みを描いてたんです、私。思わず、赤面しちゃった。
コクピットにいる間も、名残りで身体がじんじん痺れてた。余韻で火照ってた。
不謹慎ですけど、ノーマルスーツの下に、ピンクローターじゃなくって、まだ試していない赤いバイブを突っ込んで出撃してみたら、なんてありえない妄想もしてみたんです。
ううん、妄想じゃなくって、絶対試してみようって、その時思ったんです。
警報解除ってアナウンスが流れたら、一目散に自室に戻って、さっきの続きをしてみることにした。
ピンクローターは乳首に当てて、太いバイブを膣に当ててみる。
愛液だか汗だかよく判らないけれど、私とっくにびしょびしょ。ヴィーンって低音がたまらないんです。
だって、あ、あ、ああっ!
いきそうだった、ううん、もういったのかもしれない。
でもまだ物足りないんです。だから太いバイブを奥へ、奥へと入れていく。
あ、ああ、だ、だめ、もう、だめえっ!!
火花が散ったんです、頭の中で。天使もラッパを吹きながら、たくさん回ってた。
びくん、びくん、身体を痙攣させても手が止まらないんです。太いバイブを、膣に突っ込んで、掻き回して、果てても達しても、何度も。
いく、いくって枕噛んで、絶叫しちゃったんです。
バイブを入れてノーマルスーツ、というのは案外難しいので、ピンクローターを入れたまま出撃、というのもやってみたんです。
その時は、ラーディッシュ管制クルーに、
「エマ中尉、顔色悪いっス。大丈夫ですか?」
なんて聞かれちゃったんです。
もちろん出撃したんですけど、その時私感じてた。
なのに、撃墜スコアが今までで一番だった。敵のハイザックなんて、まるで「止まって」見えたんです。
一種の境地に達したみたい、ってホントに達してたんですけど。
そう言えば、ラーディッシュの人達、プレゼントをくれたクルーは、私の反応を窺ってみたい。
そこは、敢えて無視してやったんです。だから張合いがなかったみたい。そのうち、何もなかったようになってた。
ある時、ラーディッシュが月のアンマンに寄港することになったんです。
港を降りて、私は何気なく本屋さんで女性向けの求職雑誌を取って見た。実を言うと、少しお金が心細かったんです。
地球の父母に頼めば、幾らかは送ってくれるとは思ったんですけど、私の自尊心がそれを許さない。
だから非番の間、二三日なんですけど、バイトでもしてみることにしたんです。
ルナ=トゥインクルって雑誌のページをぱらぱらめくっていると、どの仕事もお給料がすごいんです。はっきり言って、エゥーゴでもらってる金額の数倍。
今、命を懸ける仕事をするよりも、本気で転職を考えてみようかな、って思うっちゃうほど、なんです。どれもサービス業とか接客業、ばっかりというのが、気に掛かるんですけど。
とにかく「鋼鉄の処女」って書かれた先に電話してみたら、まずは面接って言うから早速向かったんです。
アンマンのあんまり品がいいとは呼べない地域の更に最下層、そこに「鋼鉄の処女」ってどぎついピンク色の看板のお店はあったんです。
周りの目を気にして、びくびくしながらも、お店の前から電話すると、早速マネージャーが出てきた。
「あんた、電話してくれた人?」
「は、はい」
「いいね、うん」
何がいいのかよく判らないんです。胡散臭そうなマネージャーでしたが、
「いいね、採用決定だ。いつできる? 時間は? 源氏名どうする?」
と矢継ぎ早に質問されちゃう。答えられずにいると、マネージャーは、私の肩を押して従業員入口から店内にどんどん連れ込んでいく。
結局、仕事の具体的な説明はないまま、マネージャーは出勤(?)してきた妖しげな女性と会話してて、私のことを放り出しちゃった。
途方に暮れててると、金髪の女性がやってきて話し掛けてきた。
「あなた、初めてでしょ、こういうの」
「は、はい」
何をやるのかも知らないの、と言ったら、金髪の女性は瞳を真ん丸くして、すぐにマネージャーのところへ戻っていった。
でもすぐに帰ってきて、
「あたしが教えてやれって言われたわ」
香水の匂いがきついんです。で、よく見たら化粧も何だか濃い感じ。
「私、エマです」
「あんたはこれからアストライアだって。しかし言いにくいね、この名前」
と、くすくす笑うんです。
「アストラ?」
舌噛みそうになっちゃった。
「ア・ス・ト・ラ・イ・ア。あたしはニナ。あ、これ本名よ」
ニナさん、年は30才くらいかなと見当つけたんですけど、身体のラインはきれいなのに、顔に何か虚無的なものがある。それにひどく疲れてるようにも見えた。
で、「鋼鉄の処女」での私のバイト内容について説明してくれた。ここは「ラッキーホール」なのよって、たった一言で。
「ラッキーホール?」
と聞き返すと、写真をパチリと一枚取られちゃった。インスタントですぐに写真が出てきた。
「大丈夫だから、目線はマジックで消しとくから、誰だか判らないわよ」
「ちょ、ちょっとニナさん?」
「もうすぐ出番よ。一緒にやってみる?」
写真をマネージャーに渡すと、ニナさんは戸惑う私を促したんです。
すえた匂いのする暗い通路をニナさんに手を取られて、進んでいくんです。と、ドアの向こうから賑やかな音楽が聞こえてきたところで、
「じゃ一緒に頑張ろうね」
返事も返す間もなく、ニナさんはうるさい音楽の聞こえてくる向こうへ進んでいったんです。
ドアが閉まった後、ちょっと私は躊躇してたけど、意を決して飛び込んだんです。非日常の世界へ、今の現実を忘れて捨てるために。
ドアの向こうは暗くなかった。現にニナさんの姿も見えたし、何をしているのかも見えてる。
ほとんど裸に近い格好のニナさんは、白く塗られた壁の方を向いて、身体を振っていた。両手も壁に向いて、何かを握ってるみたい。
「アストライアさん、着替えて、あんたもやるのよ」
BGMのせいでそれしか聞こえない。で、足元にあった水着に近い露出度の高い服にさっさと着替えて、恥ずかしそうにモジモジしながら、ニナさんに近づいてみて絶句した。
ニナさんが口にしているもの、それは男の人のアレだった。両手に握ってるのも男の人のアレだったんです。
もらったバイブと違って色は様々、形も大きいのもあれば、小さいのもある。つまり、壁に空いてる穴から、アレの軍団が突き出されているんです!
ラッキーホールの意味がようやく判ったんです。お給料の高い意味もようやく判ったんです。
ニナさんは3本の相手をしてる。身体を入れ替えて順番に口で舐めて、手でサービスしてる。きっと壁の向こうには、彼女の写真が貼ってあって、お目当ての人達はその辺りの穴にアレを出す。
指名されたニナさんは、それにサービスをするってコトなんです。そうに違いないんです。
それにしても相手の顔も見えないのに、いや見えないからこそ、こんな恥ずかしいことができるのね、なんて妙に納得しちゃった。
気づくと、赤い髪の女のクリスさんって人もサービスを始めてた。銀色の髪のアイナさんもホールに入ってきてた。栗色の髪のキシリアさんも、緑の髪のフォウさんも、etc.etc。
それにしても、壁の穴からたくましくなったアレがいっぱい突き出てる光景は、圧巻なんです。私、何だか見とれてた。
初めてまともに見る男の人のアレを見て、酔ってたみたい。
「アストライアさん、アストライアさん、ご指名です!」
マネージャーらしき店内放送にやっと我に返った。で、指定された番号に向かうと、一番人気のニナさんの隣だった。
その番号からニョキって、アレが出てた。こんな至近距離で見るなんて初めてだから、少し足が竦んじゃったみたいなんです。
でも隣のニナさんも、いえクリスさんも、アイナさんも皆頑張ってる、って思ったら、勇気が湧いてきた。
まずは見よう見まねで握ってみた。
どくんどくんって鼓動が伝わってくる。熱い、固い。壁の向こうの男性がびくって震えるのが、伝わってきたんです。
ニナさんのやってる通り、最初足元に用意された衛生ナプキンで拭う。そしてまた握る。私、きっとロボットみたいにぎこちなく、スロウなんです。
隣を眺めると、ニナさんは4本の相手をしてた。両手と口と、下半身で、雑技団のようなアクロバティックな体勢になってる。
本当にすごい。
私の相手の人、スロウペースじゃ我慢できないらしく、アレを奥まで押し込んできた。きっと口でしろ、って意思表示なのかな、って思った。
だから眼をつぶって唇で触れてみた。ニナさんの技をイメージして口の中に含み、首を動かす。ひどく変な味がするとも思ったんです。
「アストライアさん、アストライアさん、ご指名です!」
と再びダミ声でアナウンス。眼を開けると、今の番号の隣からもう一つ出てた。私、手を伸ばして触れた。
こんな初めてで、下手な私を指名してくれるなんて、お客さんが神様みたいに思えたんです。
ニナさんみたいにはうまくいかないけど、一生懸命頑張ろうって思ったんです。
真似してるうちに、こつがだんだん判ってきた。男の人って、当たり前だけど、人によって全然感じるとこが違うみたいなんです。
だから最初の人を手本にして感じるところを見つけて、そこを重点的に責めてみる。その間、別の人の弱点を手でこすって調べて試してみるんです。
口と手を入れ替えて、またトライする。ニナさんの4本責めはとても今の私にはできないけれど、これを繰り返す。
そしたら最初の人のアレが大きく膨らんで、壁の向こうから声が聞こえたんです。
「出すよ」
って呟きが。
その瞬間、口内に苦い汁が溢れちゃった。喉の奥まで当たって、私咳込みそうになったんです。精子を出された、と思っているうちに、含みきれなくなって、ごっくんって飲んでた。
後で気づいたんですけど、他の女の人は衛生ナプキンにそうっと吐き捨てていたみたい。それが判るまで、私数人分の精子を飲んでた。
お腹がたぷたぷになった頃、休憩に入ったんです。時計見たら2時間も経過したことになってて、唖然としちゃった。
休憩室に入る直前、ニナさんが私の横を通っていったんです。私よりも何倍もこなしているのに、全然余裕の表情なんです。
ビキニからはみ出ちゃって、たぷんたぷん揺れる乳房のところに、何枚も紙幣を詰め込んでで、
「どう? 頑張ってる?」
「……ええ、おかげさまで」
って返すのが精一杯なんです。そう、って微笑むニナさんの姿はきれいだった。
休憩室に入ると、No2らしい赤毛のクリスさんが先に休んでて、
「ニナさんは、チップがたくさんですね」
話し掛けると、クリスさんは紫煙をくゆらし、本指名も多いからね、って言うんです。
本指名の意味を聞いて、また驚いた。
ホールでたむろするお客さんは、追加料金を出すことによって、特別サービスを受けれるんだそうです。
「特別サービスって、さっきホールでも」
「あれは素股よ、素股。ベッドルームで一対一でしっぽりと過ごすんだよ」
と、フォウさんという私より若い娘がそう教えてくれた。
あんたもやってみるってクリスさんに誘われても、私、何も言い返せなかった。
「しかし、何でニナはあんなに一生懸命なのかな?」
「何とかエレクトロニクスの株を買うって聞いたけど。そんでもってモビルスーツを作るんだって、あの売女」
「嘘?」
「さあ。あははは」
女同士の会話を聞きながら、ニナさんとお客さんが絡むその姿を空想した。
私は、初めて見た男のアレ、しかもいきり立って青筋を立ててたくましくなってるたくさんのアレを、手と口を使って抜いてあげたんです。
おまけに精子も味わっちゃった。
何だか精子酔いしたみたいなんです。突然、ここにバイブがあれば、と思ったんです。火照った身体を鎮めたい、と思ったんです。
ところが部屋の片隅にバイブが転がってるのを見つけた。どうやら、特別サービスのオプションの様なんです。
それを持ってトイレに駆け込もうかなと思ってると、またアストライアに指名が入ったらしく、諦めなきゃいけなかった。
本当に残念、って思ったんです。次にホールにくる時は、ローター装着してこようって固く誓ったんです。
口と手で何本のアレに刺激を加えながら、ピンクローターで達しちゃうなんて本当に素敵、私は夢心地になったんです。
明け方、閉店時に思いがけない程のお給料を貰っちゃった。マネージャーからは、次回はいつきてくれるって、せがまれて。
初々しさがいい、なんてお客さんからのアンケートがあったらしいんです。
エゥーゴの意識に戻った私、スケジュールを思い出して、そこそこに返事して退店したんです。
レコア少尉が戦死して、私、クワトロ大尉に命じられて少尉の部屋の後片付けをすることになったんです。カミーユやファが手伝いをしたそうな顔をしてたけど、断った。
あの人が大事にしてたサボテンはファに分けると、あの娘、とっても喜んでた。
私あんまりよく理解できなかったけど、ファの感じてる悲しさだけは少しは理解できたかな、と思うんです。同じ理想で戦ったことだけは、間違いなかったと思うし。
でも最後の引出しを開けたら、そんな気持ちは吹き飛んじゃった。レコア少尉もやっぱり女だったんだな、って思った。
レコア少尉、黒いバイブを隠し持ってたんです。
速攻でレコア少尉のバイブを使ってみたんです。試してみたんです。私に合うか調べてみたんです。
でも、ダメだった。
全然よくなかった。
ズブズブやってみても、乱暴に掻き回してみても、私、イケなかったんです。
悔しくて涙が出てきた。そこまでレコア少尉と気が理解し合えなかったんだって、絶望したんです。
だから、最後はいつものマイバイブでやっと気と身体を鎮めることができたんです。
その後、レコア少尉のバイブは、ファにあげようかどうしようか悩んだ挙句に……とうとう捨てた。
そうしてレコア・ロンドに対する思いから決別したんです。
最近はムシャクシャすることばっかりだから、ついついお世話になっちゃうマイバイブ。アンマンにバイトしにもいけないから、自慰行為に耽っちゃう。
思い切り身体を開いて、バイブを持つ時、私はとっくに濡れている。まだ男を本当に知らないのに、ぐっしょり濡れてるんです。
乳房を揉みしだき、まるで男性に触られているかのような妄想に身悶えする。そして、プレゼントされたバイブを私の中に突っ込んでいく。
「あ、ああ、あん!!」
時には、ニナさんのグラマラスな肢体が、男性に蹂躙されていることを想像して。
レコア少尉が、クワトロ大尉に抱かれていることを想像して。
カミーユがファと絡んでいることを想像して。
私自身が、全ての男にかしずかれている姿を夢想して。まだ経験がないから、貧弱な妄想に違いないけれど。
でも、そうして四つんばいになって、バイブを奥深く咥え込むだけで達しちゃうんです。
「止まって、止まらない」
自分の手なのに、止めるのは不可能なんです。
「ダメッ、またっ、またぁ!」
際限が無いんです、泥沼なんです。
「い、いくっ、いくっ!!」
快感を追い求めることに貪欲なんです。くたくたになっても、まだまだ続けちゃう。
この戦い、最後まで生き延びれる自信がやっと出てきそうなんです。
(了)
亭主後述・・・
エマ中尉!!
この人固くて(?)なかなか妄想し難い人ですよね。お姉様属性の人にはたまらないらしいですが。
独り自室にいる時には耽ってそうです。(笑)
ニナ? クリス? それはきっと他人じゃないですか!!(爆)
尚、タイトルはNIGHT RANGERさんの大ヒット曲からです。