女王様とボク ~機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー~


・・・ふう・・・
 ボクは額の汗を拭った。満足気に目の前のMS-14ゲルググを見つめる。磨き上げられた鋼鉄の機体、洗練された様式美。まるでアーサー王物語に登場する、騎士の中の騎士にして、気高き湖の聖騎士ランスロットそのままだ。
・・・我がジオンの軍事技術は、素晴らしい・・・
 改めてそう思った。連邦のGIMなどと比べて、ゲルググの何と美しく、素晴らしいことか。ボール?ノン、ノン、ノン、あんなの、単なる動く鉄クズだ。ザクもドムもいいけど、やっぱりゲルググに勝るMSはない。
 しばらくうっとりとする。時間を経つのも忘れて、整備の終わったゲルググを眺めていた。

 ボクの名前?名前はまあ、いいじゃないか。年齢?うーんと今年は0083年だから、19才になったばかりだ。いわゆる学徒出陣ってやつ。もっとも機械学校にいたので、工兵として徴用されたんだ。だからまだ戦闘経験はない。機銃くらいなら撃ったことはあるけれども、1発も当たらなかった。
 それよりもMSの整備、修理がボクの性に合っていた。これでも、艦内の技能コンテストで表彰されたんだぞ。そのお陰で上等兵に任官もされたし。もっともボクが、この艦では最年少の兵卒なので、1番の下っ端だけどね。あだなは「坊や」。ちょっと情けないかな?時々、鬼より恐い軍曹殿に抱きしめられて、たわしのようなヒゲでスリスリされるのが1番の悩みなんだ。
 パパとママ、どうなったのかなあ?降伏したっていう、ジオンのコア3に住んでいるはずなんだけど。ママ・・・元気かな?あ~あ、ママの作ったオムレツ、食べたいなあ。シチュー食べたいな。う・・・ぐっすん、ぐすん、ママ・・・会いたいよお・・・ママ・・・

「おい、坊や!」
 塩辛声が轟いた。ボクはビクッと緊張してしまう。鬼より恐い軍曹殿のおでましだった。
「はいっ、軍曹殿!!」
 ぴしっと敬礼する。軍曹殿はただでさえ軍規にやかましい。靴や制服に乱れがあると、それだけで殴られてしまうのだ。 
「・・・!」
 ヒゲ面の軍曹殿がボクの顔を覗き込む。眼が合った瞬間、軍曹殿はにや~と笑い始めた。
「お呼びだぜ、シーマ様がよ。」
「・・・!シ、シーマ様が、でありますか?」
「ほらあ、さっさと行きやがれ。ついてるな、坊や。お前が羨ましいぜ。」
「・・・では、行って参ります。」
 ガハハと豪快に笑う軍曹殿の前を通って、まずシャワールームに行く。本来なら、上官の許可を得てから入るべきなのだが、ボクには特権がある。機械油で汚れた身体をゴシゴシ洗い、清潔な軍服に着替える。ここまで約3分。部屋に急いで戻って、例の道具を持ってボクは艦長室へ行った。
「・・・ふん、坊やか。シーマ様がお待ちだ、早くしないか。」
 艦長室の入口に立つ警備兵が、ボクをじろりと見て言った。敬礼の後、ノックして姓名を告げてからボクは中に入った。
 いつも通り、薄暗い。虎だったかライオンだったか、猛獣の毛皮を敷いて、シーマ様が横坐りをしている。優雅に持った長い煙管から紫煙がゆらゆら立ち上っていた。
 豊かなみどり髪。誘惑するような、形のいい唇。見ようによってはきつく見えるお化粧。東洋風のキモノを着て、しどけなく見える脂ののった白い腿。ちらちらと見える赤いタトゥー。熟れきったその女体からは、圧倒的な官能のオーラが発せられている。
 我がザンジバル級機動巡洋艦リリーマルレーンの艦長、シーマ・ガラハウ中佐殿である。ボク達は畏敬の念をこめて「女王様」と呼んだりもする女傑だった。
「・・・坊や・・・さあ、用意しな。」
 ハスキーなその声。ボクは唾を呑み込みながら、制服を脱いだ。そして軍用パックから取り出した道具・・・金属製の首輪をはめた。小さなトゲトゲの先はやすりで丸めてある。こうしないと後でケガしちゃうかもしれないし。
 下着姿に首輪。これが女王様に呼び出された時の正装だった。
 妖しい笑いを浮かべてシーマ様が立ち上がる。裾がちらりと開いて、肩からキモノが静かに滑り落ちた。今日のシーマ様は、よくお忍びで行かれるフォン・ブラウン市の下着店で購入されたという真紅のボディスーツ姿だった。
「うふふ・・・坊や、もうおっ立っててるのかい?」
 キセル代りに持たれた白い毛氈で、緊張したボクにふわっと風を送る。そう、ボクは確かに勃起してる。おちんちんが、固く熱くギンギンになっている。シーマ様の身につけた強烈な香水が、まるで魔力を持っているようだった。シーマ様のフェロモンが、ボクの脳髄を甘くくすぐっていた。
「・・・は、はい・・・勃起しています・・・」
 直立不動のボクにわざと見せびらかすように、シーマ様が立った。赤い唇から白い歯とピンクの舌が見えている。視線を落とすと、丸く大きい乳房、ぎゅっとくびれたウェスト、そしてまた大きく張ったヒップ。腿を隠そうとするガーターベルトにぴかぴか光るハイヒール。熟れきった果実のようなシーマ様。
 こんな姿を前にして勃たない方がどうかしているというものだ。
「うふふ、自分でしごいてみな。」
 ボクはシーマ様の言いなりだった。パンツの中に手を突っ込み、シーマ様の視線を浴びながらおちんちんを握る。乱暴に動かす。
・・・き、気持ちイイ・・・シ-マ様、ボクをもっと見てっ、見て下さいっ!・・・
 シーマ様はボクに指1本触っていないし、触らせてもくれない。ただ動物を見るかのように、ボクを扱うだけだ。視姦されているだけなのだった。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
「さあ、外に出して、思いっきりしごいてみな!」
 おちんちんを露出して、強くこする。シーマ様がぺろっと赤い舌を見せたから、もうたまらない。
「イクのかい?イクのかい?」
 シーマ様が嬉しそうに聞いてくる。ボクは激しくしごきたてながら返事をした。
「はい、シーマ様。自分はもうイクのであります!イキそうなのであります!!」
「あたしに見られながら、っていうのは、どんな感じだい?」
「さ、最高に興奮しています・・・ああっ、シーマ様、もう、もう、もう、自分は!」
 突然、シーマ様が、ボクのおちんちんの先を柔らかい手のひらで撫で回し始めた。強くこする自分の右腕と、まあるいシーマ様の手の感触に、我慢ができなかった。
「あ・・・もう出ます、出ちゃいます、シ、シーマ様ぁ~!」
「イクんだね、イクんだね、熱くて濃いの、出しちゃうんだね!」
 嬉しそうなシーマ様の顔を見ながら、ボクは達した。その最中も激しくこすりたてる。どくどくと発射していく先には、シーマ様が両手をそろえて待っている。ボクは、白くて、濃くて、臭くて、汚い精液をシーマ様の手へ発射しているのだ。
「はぁ~ぼ、坊やの熱くて・・・熱くてたまんないよう・・・たくさん・・・出るねえ・・・楽しいよう・・・」
 シーマ様はもう尋常じゃない。眼が、とろ~んとしている。全部出し終わるとシーマ様は、両手をその唇に持っていく。そして一気にお口に入れてしまった。
「くちゅくちゅ・・・」
 うがいをするかのように、お口に溜めて感触を楽しんでいるシーマ様。しばらくぷくぷくしていたら、咽喉が鳴った。ボクの出した精液を嚥下したのだ。手のひらに残っている残滓を、まるでもったいないとでも言わんばかりにぺろぺろ舐め始めた。
「・・・ふふ・・・坊やのおいしいねえ・・・ふふ・・・やっぱり、搾りたてに限るわねえ。」
 おちんちんが再び持ち上がっていくのが、よく判る。今のはまだほんのプロローグだ。今日も夜が長くなりそうだった。
「あら?坊や、いけない子だねえ。また大きくなってるじゃないのよう・・・」
 艶やかなシーマ様のお顔が喜色満面になる。そしてボクの前にしゃがむと、お口の中へ入れていた。
「坊や・・・坊や、どうだい、ここ?」
 じゅぷじゅぷ出したばかりのおちんちんが吸われていく。低く呻いたボクをシーマ様は更に責めていく。巻きついた舌が口内で暴れていた。
「自分は、じ、自分は気持ちいいであります!ああっ、シーマ様~!!」
「ここだね、ここがいいんだねえ!」
 捻りを加えて、シーマ様の顔が大きく揺れる。同時に肉厚で長い舌が、おちんちん全部を洗うかのように動いていた。
・・・じゅっぽん、じゅっ、ちゅぽん・・・
「ああん、シーマ様!」
 女の子のような悲鳴をボクは上げてしまう。
 ちゅぽん、ちゅくちゅ、じゅっぽん、
・・・ああ・・・だめだ・・・またイキそうだあ・・・
 シーマ様が動きを止めて、立ち上がった。濃厚なメスの体臭を放ちながら、ボクの乳首を舐め始めた。左手でゆっくりおちんちんを動かしているが、まだ達するには及ばない。それより、乳首への責めの方が気持ちよかったりする。
「固いねえ、おちんちん・・・あらら、乳首も尖がってるねえ、お仕置きしなきゃあ。」
・・・何でお仕置きなんだろう?・・・
 おちんちんへの直接の快感とは異なる攻撃を受けながら、ボクは思った。
・・・シーマ様に弄ばれているだけなのに、ヘンだなあ・・・ああ・・・気持ちいいやあ・・・
 蛇のように絡むシーマ様の舌がボクの性感のつぼを探し出し、簡単に発見されてしまう。
「ああ・・・」
「坊や・・・可愛いね、坊やは・・・あたしも、そろそろたまんないよう・・・ほらぁ・・・」
 指がシーマ様の下腹部へ持っていかれる。パンティーの上からでも、シーマ様の熱く湿った様子が判った。
・・・シーマ様が、求めておられる・・・入れてよいとの合図だ・・・
 シーマ様が普段は執務用の机を持って、お尻をこちらに向けた。そしてくいくいとゆっくり円を描いていた。
「早くぅ、早くぅ、入れるんだよ、早く入れないと承知しないよっ!」
 突撃オーケーのサインが出た。ボクは、赤いパンティーをずらして待っているシーマ様の尻肉を掴んで広げた。つーんと鼻をうつメスの匂い。そしてひとしずく、ふたしずくと糸を引く蜜がこぼれてきている。
 シーマ様には愛撫は、もう必要ない。おちんちんを入れてしまえばいいようになっていた。ボクはぬとぬとになったおちんちんを当てた。
「さあ、おいでよ、おいで、おいでったら、さあ、おいで、あぁ、坊や~!」
 ボクが完全に挿入する前に、シーマ様がお尻を動かしてしまった。にゅぷにゅぷと根元まで入ってしまった。
「入ったの?入ったのかい?・・・あ、あ、あ、ああん、さぁ、坊や、突きな、あたしを突くんだよう!!」
 女王様のリクエストが始まる。大きいお尻を抱えながら、ボクの戦闘が始まったのだ。
「ああああああ!・・・うぐぐぐぐぐぐ・・・ああ、坊や、坊や、ったらあ!気持ちいいよ、もっと動くんだようっ!」
 ボクは赤い彗星(本物は見たこともない、戦争映画用に撮影された軍事教練のフィルムを見ただけだ)よろしく、シーマ様の内壁を突いた。
・・・この、この、この、このっ!・・・
「いいよ、坊や、いいよう!!」
 尽きることがない蜜が床に垂れ流されていく。それでもボクは突きまくる。豊かな黒髪が、真っ白な背中で踊っていた。
「ああ!そこ、そこっ!そこを突きな!!」
 シーマ様の身体が潰れた。机に完全に乗っかった形だ。書類が落ちても全然気にしない。
「いいよう、いいよう、ああ、坊や・・・あたし、あたし、いい、もう、いっちまうようっ!・・・坊や、坊やぁ!いいんだよう、ああ、いぐっ!!」
 シーマ様が小刻みに痙攣し、凄まじい声で絶叫する。そしてもう1回、身体が反ると達してしまった。
・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・
 ボクはまだ突いている。熱い脈動が、急速におちんちんの先へ移動してきていた。
・・・ああ、ボクもいきそう・・・
「シ、シーマ様ぁ!」
 シーマ様が起き上がって、こちらに顔を向けた。ボクのおちんちんを舌でふわっと包み込んでいる。その時、ボクは放っていた。
 ぴゅ、ぴゅ、ぴゅっ、
 3連射だ。シーマ様の口内へボクは出し続けていく。たっぷり射精する。
「ぐ、ぐ、ぐ・・・」
 ボクは喘ぐ。シーマ様のざらざらした舌が、精液すべてを集めていた。その感触で膝がガクガク震え、頭まで痺れていた。
「あふ、あふっ・・・ごくん、坊やの濃くって、おいしいねえ・・・ああ、まだこんなに残ってるじゃないのさ!」
 また、シーマ様がお清めをしてくれている。添えた手でしゅっ、しゅっとしごきつつも、お口でちゅうちゅう吸い込んでいる。ボクの精液がすべて飲まれちゃいそうなくらいだった。今度もまた、おちんちんにざらざら感がまとわりついていた。もう2回も出しているというのに、攻撃をやめないシーマ様の秘技で、むくむくおちんちんが隆起してしまっていた。
「・・・ちゅっぽん・・・坊やは、ホントにどすけべだねえ・・・ああ・・・暑い暑い・・・」
 シーマ様が汗でびしょびしょのボディスーツを脱ぎ捨てた。その拍子に、たわわに実った白い乳房がぷるんと揺れた。ボクの方をチラリと見ながら、デスクのイスに足を掛けて、ガーターベルトを外していく。右足の根元から赤い薔薇のタトゥーが現れた。薔薇のタトゥーがうっすらと汗をかいたシーマ様の太腿の上で、妖しげな花弁をボクに見せている。
「うふふ・・・」
 シーマ様が薄く笑った。パンティーまで脱いでしまった全裸のシーマがお尻を振り振り例の敷物まで歩き、大開脚のままボクに向かって微笑んでいる。
・・・ゴク・・・
 生唾を呑む。翳りの中に、色素の沈着した肉の花弁が開いている。さっきそこにボクは、おちんちんを入れさせて頂いたばかりだ。たっぷり出したばかりだ。だが、目が離れない。離れようとはしない。しかもすぐにボクは元気になっている。
・・・シーマ様ぁ・・・シーマ様に入れたいんです・・・
「さあ、来るんだよ・・・坊や・・・」
 手招きに応じてボクは機械仕掛けの人形みたいに歩いた。敷物の前に立って、次の指示を待っている。
「おいで・・・坊やの固いの、あたしにブチ込むんだようっ!」
 無言のまましゃがんで、シーマ様の太腿を押し開く。一目散におちんちんを艶やかな花弁に押し立てて、そのまま深い所まで進入した。
「あぐうっ!・・・はは、坊や、1番奥まで・・・そう、そう、奥まで入れな!・・・あ、あ、あ、当たってるよ、奥まで当たってるう~!!」
 シーマ様は半身を起こしたまま、時々白目を剥いている。我に返って、密着部分を覗き込んでみた。
「いいよ、いい!・・・あ、あ、あ、坊やのが、入ってるよ!いやらしく反り返った坊やのが、あたしの中にぃ!!」
 ぐっぐっと花弁の中まで入ると、固い何かに当たる。ボクは夢中でその部分を突いた。当てた。押した。
「いい、いい、いいよう、もっと動くんだよう!さぁさ、あ、いい、いぐ・・・あたしを・・・いい、いぐっ!・・・あたしをいかせてごらんよ、もっと悦ばせてごらんよ!!」
 乳房が揺れる、揺れる、波を打つ。乳首が細かく律動に合わせて、震えている。ゆるしもないのに、ぱくっと口に含んでしまう。
「!・・・そうかい、そうかい・・・ああっ、んう!・・・坊やは・・・あたしのおっぱい舐めたいんだね、好きなだけ・・・お舐めよ・・・ああ・・・ほら、ぼうっとしてんじゃないよ!・・・あ、あ、あっ!!」
 豊かな胸。柔らかな肌。熟れきったその身体。ともすれば、突くのを忘れてしまいそうになる。だけど、シーマ様の花弁はボクを捕まえたまま、離れない。ボクは乳首を吸う。甘い甘い味がする。
「ああ~、何で坊やの、こんなにいいんだろうね、あ!あ!あたし、いきそうだよ、もっとよくして、よくしてよう!ああっ!!」
 シーマ様の上半身が遂に崩れた。ボクは、更に覆い被さって、突き込みを早くしながら胸を味わい続けている。ママの胸に抱かれているような気がした。
「死ぬ!死んじゃうよう!!・・・ああ、い、いい、ああん、いぐうっ!!」
 快感の中、溶けちゃいそうなボクのおちんちんがぎゅっと膨らんだ。
「シーマ様ぁ・・・もう、自分は、自分はまた・・・」
「いくんだね、いくんだね?・・・あ、い、いいよ、出して、あたしの中へ・・・あんは~ああ、坊や、最高だようっ!!」
 ボクは吼えた。野獣のように何回も叫びながら、女王様の柔肉の中で放っていた。

「ほら、いい加減起きるんだよ、坊や!!」
 鋭い痛みがした。
・・・あてててて・・・はっ・・・
 ボクはいっぺんで目が覚めた。敷物の上で、辺りを見回してみる。軍服姿のシーマ様が、冷然とボクを見下ろしている。
「・・・ったくいつまで寝てるんだい、坊や!」
「は、はいっ!」
 ボクは慌てて立ち上がった。
「さっさと服を来て、出て行きな!そろそろ作戦行動だよ!!」
「うわっ!」
 お尻を蹴られてしまう。
「のろのろしてたら、宇宙に放り出すよ!あたしゃ、気が短いんだ!」
「は、はい!」
 速攻で軍服を身につける。シーマ様が白い毛氈を乱暴に振り回しながら、着替えるボクを見ている。
「し、失礼します!」
「・・・ちょっとお待ちよ。」
 シーマ様が妖艶に微笑んでボクに近づいた。そして襟の辺りを触ってくれる。
「・・・?・・・あ、ありがとうございます!」
 軍服の襟の乱れを直してくれたのだ。
「あんたの整備してくれたゲルググに乗るよ・・・安心して乗れるからね。」
「はい!」
 暖かい何かが、ボクの唇に一瞬だけ触れた。軽く背伸びをしたシーマ様がくちづけてくれたのだ。
「さっさと行きな!」
 怒りながらもシーマ様の瞳には、優しい光があった。
「は、はいっ!」
 敬礼をして艦長室を出て行く。
・・・シーマ様って、やっぱりステキだな・・・なんてステキな女王様なんだろう・・・
 ボクの胸は今日も弾んでいた。

(了)

 

亭主後述……

0083です。女王様と言えばこのお方、シーマ・ガラハウ様。
熟れきった熟女の魅力。妖艶、狡猾にして、かつ残忍。
メカフェチ女のニナよりも、先にこっちに萌えてしまいました。
というかニナは、私的にはダメでした。
ある意味ハマーン様、ミネバ様とは違った女帝ですね。どっちかと言えばキシリア系かと。
軍服も素敵ですが、フォン・ブラウン市に降りた時のクリーム色のスーツにやられました。
ああいうキャリアウーマンっぽい(年増?)にも、馬鹿琴は弱いのです。
「ボク」は0080のバーニィ、ZZのグレミーのように、外見がひよわな若造をイメージしています。
女海賊(?)には美少年がよく似合う・・・旧ヤオイ系の発想ですが。
あ、この二人、私の中では恋人です。(笑)