さよなら、青春1 ~機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争~

 

「んもう、あなた達、いい加減静かになさい!」
 我慢できなくって、私は椅子から立ち上がった。
「ここは学校じゃないのよ!」
 私の一喝で、騒いでいた連中が静かになった。しばらく辺りを睨んでから書類に目を落とすと、後ろから司令が私を呼んだ。
「はい。」
「まあ、みんなおとなしくなったし・・・勘弁してやってくれ。」
 司令がにこやかな表情で、私を見上げていた。万事、事なかれ主義がモットーの人である。
「・・・はい。判りました。」
「で、私の伝票だ、処理をお願いするよ。」
「はい。席に戻ります。」
 いつものように、伝票書類の中にメモが挟まっている。きっとそれは、8時頃司令室に来いという、もう何回も繰り返した内容に決っていた。
 席に戻った私は、午後一杯掛けて、伝票書類と生活用品の受発注を行った。基地経費の計算やトイレットペーパーから始まり、事務用品の在庫確認などなどまでが私の仕事だ。
 これが私の仕事。もう2度とMSに乗ることもなければ、その開発、調整、テストに携わることも決してないのだ。そう、あの事件以来・・・

 未だに私も知らされていない事件の真相は、一体何だったのか。そう全ては、忘れもしない0079年の聖誕祭前後のことだ。
 私は、MSの学習コンピュータにテストケースを入力する仕事についていた。しかし折からの人材不足で、テストパイロットを兼任することになっていた。そのためRX-78NT-1、通称アレックスの調整のために、実家のあるサイド6に赴任したのだ。そこで、事件は起こった。
 2度に渡るジオンの襲撃。それはもちろん、アレックスの奪取か破壊が目的だったろう。当時、戦争の大勢は連邦側に傾いていた。だが、試作用のMSを1機強奪、あるいは破壊した所で何も変わりはしないのに、ジオンは中立のサイド6へ仕掛けてきた。
 私は精一杯、戦った。1回目はジオンの新型を倒せた。だが、2回目はザクによって機体は大破した。ザクを撃破したものの、アレックスも私も損傷がひどかった。結局、アレックスは解体され、腕にケガをした私はテストパイロットの座を追われることになった。地球に転任したのである。

 名もなき極東の辺境基地に配属された。超国家機密、アレックスの大破による体のいい左遷だった。
 砂を噛むような日々。何も起こらない日々。最前線ではなく、第一線でもない。頭上を航行する最新鋭の艦隊や機体に、燃料補給や物資供給を行うだけの基地。
 そして愛欲だけしかない日々が続いた。互いの身体を貪りあう日々が、私の日常だった。
 私は基地司令と愛人の関係になった。妻子持ちのこの男の名を、リードといった。何でも1年戦争の時、あのニュータイプ部隊ホワイトベースの指揮をしばらく取ったのが自慢だそうだ。だが確か、ホワイトベースの指揮を取ったのは、パオロ・カシアスとブライト・ノアの2人だけと聞いているが。
 くだらない男だった。しかし、そのくだらない男と寝る私こそ、最高に最低な女だった・・・

 足を高く上げられた。司令は、私の唾液でさんざんべとべとになったペニスをあてがって、一気に押し込んできた。
「・・・う、う、う・・・は・・・く、く、く、あ、あぁんっ!!」
 体内を深くえぐられるのが、とっても気持ちいい。
「あ、もっと、もっとっ・・・あ、あう、あうん・・・」
 司令の首に回した腕に力を込める。ぐいっと触れ合っている粘膜の奥に、ペニスが入りこんでいく。くらくらした。めまいがした。はぜるような感覚。
 粘膜をすれあうだけの、憑りつかれたような肉欲。決して補うことのできない心の闇を、塞いでいるように見えるだけなのに・・・ただ、傷を、過去を、忘れるだけの束の間の愛。
・・・ううん、愛なんかじゃない・・・ 
 椅子の上で司令に跨りながら、私は身体を揺らしている。
・・・愛じゃない・・・舐め合ってるだけ・・・忘れようとしてるだけ・・・
「ああ・・・あ、あ、あ、もっと・・・司令・・・ああ、あ、いい・・・んっ!!」
 高まっていく私の快感。司令が私の制服の胸元に口をつけ、汗を吸う。跳ねるような私の足と、膝に掛かった青いショーツ。扇情的な光景。でも、どこか安っぽいシーン。
「ああ!」
・・・ん・・・ん・・・いい・・・あ、よくなってきた・・・あ、あ、そこ、そこよ・・・ん・・・あ・・・いくかもしんない・・・いいかもしんない・・・
「ああっ、ク、クリスッ!!」
 司令が喘いだ。ガクガク私は突かれたが、すぐに動きは止まった。私を抱きしめ、荒い呼吸が部屋に響いている。
「?」
「・・・はぁ、はぁ・・・よかったよ・・・中尉・・・あ・・・キミは最高だ・・・」
 司令はもう1度開いた胸元に顔を埋めてから、私を立ち上がらせた。
 屈辱だった。私が達することもなく、司令は勝手に独りで終えていた。私は黙って下着を穿き、制服の乱れを直した。
「・・・ふう・・・じゃあ、私は帰るからな・・・」
 ペニスの先から避妊具を取り外して、司令は言う。
「・・・で、ご自宅に戻られるんですか?」
 私の言い方にトゲでも感じたのか、司令は慌てて、
「うん・・・ま、そのなんだ・・・子供が病気がちでな、戻らねばならんのだ。」
・・・子供が病気なのに、私を抱けるなんて、下手なウソも大概にね・・・
「そう・・・ですか・・・それはお大事に・・・奥さんとはいつ別れるんですか?そろそろ、具体的な・・・」
「子供が病気と言ったろうが!・・・じゃあな、私はもう帰るから。」
 司令は言葉も荒々しく司令室から、私を追い払った。
・・・・ウソばっかり・・・奥さんと別れるつもりもないくせに・・・あたしはつまみ食いってワケか・・・
 つくづく自分のことがおかしく思えて、苦い笑いが込み上げてきた。誰もいない廊下を歩きながら、私は笑っていた。
 窓の外から強い風が吹いている。
 さっきまで笑っていたのに、いつのまにか私は泣いていた。

「地球連邦、並びにジオン公国の戦士に告ぐ、我々はデラーズ・フリート。いわゆる、1年戦争と呼ばれたジオン独立戦争の・・・」
 モニター一杯に旧ジオン軍の将校がまくしたてていた。私達は息を呑んで、いわゆるデラーズ宣言を聞いていた。
 豪州の基地が謎のMS部隊に急襲され壊滅した翌日から、私達は準戦時体制に入っている。
 だけど、こんなGIMが3機しかない基地は、ジオンはおろか反体制ゲリラ、いえ泥棒だって襲わないわ、と私は思っていた。現に私はさっき明日注文に出す、コピー用の紙やノートの数を数えているのだから。
 司令の顔を盗み見ると、彼は明らかに動揺していた。が、嬉しさを隠そうとしない。
・・・そっか、戦争が起きれば司令だって最前線に行け、手柄を立ててしまえば出世できるんだわ・・・
 それを半ば羨望に思いながら、私は放送を聞いていた。

 やがて宇宙要塞コンペイ島での観艦式が、ジオン残党によって急襲されたという情報が伝わってきた。昔、南極条約で使用禁止になったはずの核によるもので、全艦艇の半数以上が壊滅したのだそうだ。
 次にコロニー落とし計画の全貌が明らかになった。デラーズ・フリートはコロニーを月に落とすと見せかけて、実はブリティッシュ作戦の再来を狙ったのである。
「おお、見ろ!」
 司令がスクリーンを指差した。地球に落ちてくるはずのコロニー、大きくて黒くてそれは全てを呑み尽くす虚無の塊に見えた。
 計算では、南米の連邦軍総本部ジャブローを目指してまっしぐらに迫っている。私達のいる極東には落ちる気配はなかったが、それでも連邦軍にとっては一大事だった。
「司令、コロニーが軌道をわずかに変えています・・・あ、ちょっとお待ち下さい・・・」
「どうした!」
 がなり立てた司令が通信担当の座席に近づいた。ヘッドフォンを片手に通信員は、
「ジャブローに落ちません、繰り返します、ジャブローには落ちません!」
「何、本当か?」
 通信員によると、コロニーは南米ではなく、北米大陸への落着軌道を取っているのだそうだった。
 ほっとした空気が基地に流れた。とりあえずジャブローへの落下を避けられたことによるものだろうが、地球に落ちることに変わりあるまい。
「北米に落下、北米に落下!」
 大穀倉地帯に落ち、人命の損失は最低限に押さえられた、と司令は満足気になっている。
・・・食糧危機がくるかもしれない、ってのに・・・
 軽薄そうな笑みを浮かべた司令が緊急用物資、救援の手配の指示を出す姿を横目に、私は相変わらず伝票の山と格闘していた。

「顧みろ!今回の事件は、地球圏の静謐を夢想した一部の楽観論者が招いたのだ!!デラーズ・フリートの決起などはその具体的一例にすぎぬ!まだ3日前、北米大陸の穀倉地帯に大打撃を与えたスペースコロニーの落下事故を見る間でもなく、我々の地球は絶えず様々な危機にさらされているのだ!」
 バスク・オムの演説が、何度となく基地内に流されている。いわゆるデラーズ紛争後も戦意高揚の一環として、利用されている。
「地球!この宇宙のシンボルを揺るがせにしないためにも、我々、ティターンズが起つのだ!!」
 司令が早速、ティターンズへ志願書を出しているのを、私は見た。そして、私に囁いたのである。
「ソロモン・・・違った、コンペイ島だっけか、ま、どっちでもいい、あの戦いでたくさん高級将官が死んじまったんだ。ここでティターンズに入れば、私も一躍・・・な、クリス、そうだろ?」
 髪を掻き揚げられ、耳元へのくちづけを受けながら、私は、
「そ、そんな、不謹慎な・・・あっ!」
 軽く震えてしまった。耳朶に舌が挿し込まれたのだった。
「出世してやるからな、見てろよ、クリス。」
 抱きかかえられた姿勢で、制服の中へ司令の手が入ってくると、もう背中にゾクゾクとするものが走ってしまうのだ。
「ほら、クリス、感じてるんだな・・・」
「あ、やぁ・・・」
 乳首を摘まれ、こりこりと揉みしだかれている。戦慄が走った後、司令が下腹部に指を這わして、
「湿ってきた、湿ってきた・・・」
「あん、やん!ち、違います!」
 懸命に拒否する。もう夜とはいえ、あのコロニー落着の後である。いつ、何が起きて、伝令の兵が入ってくるかもしれないのだ。
 抵抗しつつ、それを訴えると、
「こんな時間、何も起きないよ・・・それより、ほら、クリス・・・ん?」
「ああっ、だ、だめっ!だめですう!!あ、あ・・・」
 足の中心を司令の指先が弄んでいるのだ。身体の奥底から何かがあふれる気配がして、下着をもう汚しかけているのが判ってしまう。
「ほら、クリス、ここ、ここっ、すごい濡れちゃってるじゃないか!え?」
 制服越しにパンティストッキングをまるで破ろうかと勢いで、司令は私をまさぐっていた。そしてその強引さ、性急な扱いに、私もすでに感じてきていた。
「はっ!はっ、あ、あ、だめ、だめえ!!」
 いきなり立たされ、スルッとベルトが抜かれた。今日はスラックスタイプの制服だったため、スラックスをすぐに膝まで下ろされてしまうと、お尻があらわになってしまった。
「あんっ!」
 司令の顔が、下着の上からお尻に埋められた。ガクッと、膝を床に着きそうになるのを力を入れて堪えるが、
「何だ、もう湿ってるじゃないか!」
 呟くように司令が言った。腰を押さえられて、私は司令とデスクに支えられながら、どうにか立っていられる状況なのだった。
「あっ!あっ!!」
 今度は下着が脱がされた。小さくて、可愛くって、お気に入りのやつだったのに、あっさりと脱がされてしまった。
 直接、口で私を犯す司令。その唇は私を吸い、舐め、秘唇を刺激していく。ぴちゃぴちゃ猫がミルクを舐めるような音、背筋に走る戦慄、快感、強烈な快感。
・・・あ・・・あ・・・立ったままなんて、ああ、あふれちゃう、あふれちゃう、誰か来たらどうしよう、あ、ああ、も、もう!・・・
 もう立っていられなくなる。足が震えて、痙攣しちゃってだめ。
 崩れそうになってデスクに両手を当てていると、
「ようし、そろそろな、いくぞ、クリス!」
 ずぶって、司令が入ってきた。腰を持たれて、一気に奥まで司令がきたのだ。
「あっ、あっ、あっ、ああっ!」
「いい声出すじゃないか。」
「あ、や、やっ、ああ、あっ!」
 ビタンビタンって、身体が合わさっては離れる度にすごい音がしてる。乳房が掴まれ、痛いくらいに握られた。制服の胸が窮屈になって苦しい。
「あっ!ああっ!」
「他の皆に聞こえちまいそうだな、クリス?」
「あっ、や、やめて、そんなひどいこと言わないで・・・あっ!!」
・・・今日の司令、いつもと違う、違ってる・・・
 ティターンズへの志願が認められ、こんな辺境での退屈な任務から解放されるかもしれない、という思いが、司令を激しく燃やしているのか、彼は私をいつもより強烈に責め立ててくる。
 私の体内を、ギラギラとした野望に満ち満ちた司令のペニスが存分に蹂躙していた。自らも腰を揺すり続け、私は息を荒々しく吐きながら喘ぎ続けた。
「あっ、司令、司令っ!あ、あ、あ、あ、ああん!!」
 不意に快感の高みが押し寄せてきた。髪を振り振り、執務室のデスクに身体を預けたまま、後ろからの抽送をただひたすらに受け続けるのだった。

 抱かれながら、ふと虚無感を感じた。
・・・気持ちいいのに、こんなにいいのに、何故?・・・
 不倫。不倫の恋ではない、ただの情欲だけ。
 粘膜をこするだけの行為。
 子供を産みたいのではない。むしろいらない。全然、欲しくない。
 欲しいのは、この言い表しようのない空しさから、現実逃避するだけの気休めなのだ。 
 私は逃げているのだ。そうだ、隠れようとしているのだけなのだ。

 何から?

 茶色の瞳から。
 私を懸命な眼差しで見ていた、あのひたむきな視線から。

 ねえ、クリス?
 なあに?
 僕、クリスが好きだよ!
 ありがとう、私も好きよ。
 大人になったら、お嫁さんにしてあげる!
 うん、嬉しいわ。
 絶対だよ、絶対約束だからね!!
 はいはい。でも、ドロシーはどうするの?
 あ、あいつなんかきらいだよ!
 そんなこと言っちゃだめよ、アル、女の子には優しくなくっちゃだめよ。
 う、うん。
 判った?
 うん、判った。
 よし、アルはいい子ね。
 早く大人になって、クリスをお嫁さんにしたいな~
 うふふ。アルったら。

 何から逃げてるの?

 たった1機で襲い襲い掛かってきた謎のザク。モノアイを不気味に光らせ、ヒートホークとコロニーに仕掛けたトラップだけで、戦闘を挑んだ謎のパイロット。
 執念を感じた。恐怖を感じた。
 何故、1機だけなのに、そこまでするの?
 ソロモンが陥落して、ジオン軍はもう降伏寸前なのに!
 ようやく、ビームサーベルでザクの胸部を貫いたものの、アレックスはもう動かなくなっていた。

 何から逃げているの?

 コクピットから助け出され、病院のベッドで目を覚ますと、冷たい目をした連邦軍の監査部部員の尋問が始まった。

 何故、ザクは1機で攻めて来たのかな?
 し、知りません。
 どうして、森林地帯で戦闘を?
 む、夢中でしたから、誘き出されたのかもしれません。
 RX-78NT-1は性能がどうだったのかね?
 はい。高性能だと思います。
 しかし、たったザク1機にやられた?
 う・・・は、はい。私の操縦能力が未熟なためです。
 RX-78NT-1の本来の目的は、もちろん知ってるね?
 ホワイトベースのニュータイプ部隊へのために開発されました。
 それが不可能になった。
 は、はい・・・申し訳ありません。
 ジオンに?
 え?
 ジオンに、協力したのではないかね?
 そ、そんなこと、ある訳ありません!!

 復帰した私を気遣いながらも、どこかよそよそしい態度で接する上官や同僚達。

 お前のせいで、計画がメチャクチャになったんだ!!
 ここでずっとやっていたことが、すべて水の泡になったんだよ!

 陰でそう言われているような気がして、よく眠れないのだった。
 
 1枚の辞令。地球での勤務を命ずる、たった1枚の紙切れ。辺境での基地勤務を命じられた私。

 家族とアルとの別離。もう1回、あのバーニィという青年に会いたかったが、辞令が私を急がせていた。
 何のために戦ったのか、私にはもう判らなくなっていた。だけど、少なくとも家族とアルの命だけは救えたように思った。

 クリス、あなたは、何から逃げているの?
 
「ああ、いい、いい、いく!」
 私は達した。デスクの上で達した。最低の男に抱かれた最低の女が、達したのだ。
 司令はデスクに突っ伏して、動かなくなった私を、尚も貫き続けた。満足した私は、なされるがままにさせておいた。
 もういいのだ、その方が楽でいいのだ。 

 しばらくして、司令室にくるようにとの連絡があった。急ぎの伝票があったのだが、上官命令では仕方がないので出頭することにした。
 ドアをノックしてみた。数回叩いてみたが、返事がなかった。
「クリスティーナ・マッケンジー、出頭致しました。」
 何も返ってこない。
「失礼します。」
 ドアをそっと開けた。司令が窓の外を見ながら立っていた。
「司令?」
 司令はゆっくりこちらを向いた。泣き出しそうな表情のまま、握りしめていた封筒をデスクに置くのだった。
 首を封筒に向け、また外を向いた。読んでもいい、という合図なのだろう、私は近づいて封筒を手に取った。
 こう書いてあった。

 貴官の地球連邦軍特殊任務部隊ティターンズへの志願は、厳正な考慮の結果、残念ながらこの度は見合せて頂くことになりました。

「連中はな、地球生まれの地球育ちでないと、入れないそうだ。」
「し、司令・・・」
 司令の背中が震えていた。
 何故かほっとした気分を感じていた。
 何故だろう、司令がここから去らないからだろうか。
・・・違う、違うわ、クリス!!・・・
 1人だけ、こんなところから出て行かせはしない、と思っているのだ。同じように挫折を経験した者が、傷を舐め合っているのだから、慰め合っていたからこそ、相手を逃がしたりはしない。
 司令の後姿を見ながら、私は言いようのない優越感と、軽蔑感を感じた。
 そして、自分は何てイヤな女なんだろう、と思った。

(続く)

亭主後述・・・


ボツ作を起こしてみました。タイトルが恥ずかし~うひ~!(笑)
本当は某作品と一緒だったんですけど、変えてみて、「~の夜」シリーズもいいのがなくって。
まだまだ、書きたいことの半分もまだ書けてませんので、続けます。


0080のクリスたん、結構好きなんですよ、私。