女の子が、何かを一生懸命やってる姿が好きだ。
勉強にしろ、スポーツにしろ、趣味にしろ。
断っておくが、俺はフェチではない。そのつもりだ。多分、そうだと思う。
その姿は、熱意とか、情熱とか、根性が入ってるから好きなのだと思う。何かを成し遂げようという、努力する姿がいいのだ。
だから、俺は葵ちゃんの猛特訓を応援したくなるし、綾香の更に強くなろうという努力も買ってやりたい。
しかし、今の綾香は・・・ダメだ。やる気がない。向上心がない。不満そうな顔をしてやがる。
だから自然と俺のペニスも萎えてしまうのだ。こんな美少女に、口でしてもらっていてもだ。
「お前・・・」
「くぽっ・・・何よ」
綾香はペニスを手に持ちながら、椅子に座ってる俺を見上げた。疲れた、うんざりって顔をしていた。
「口でするの、嫌なのかよ」
「・・・そんなことないよ」
綾香は、制服のミニスカートを直しながら言った。おかげで太腿が見えなくなってしまったのが残念だ。
「でも触るのは好きだよ。」
綾香は正直だ。口でするより、握ったりいじったりするのが好きらしい。
「しょうがねえなあ。」
俺は綾香を立たせ、膝の上に跨らせた。足が広がり、スカートが広がってしまったので、ピンクのパンツが丸見えになった。
胸に顔を埋めた。
「ん・・・ん・・・あ・・・」
綾香が俺を抱きしめてきた。いい匂いが俺を包み、萎えかけていたペニスが持ち上がっていく。
ブラウス越しにおっぱいをつん。
「ん!あんっ!」
可愛い声だ。優しく揉んでやると気持ちいいのか、俺にしがみつく。普段、見下されている俺もこの時ばかりは大活躍だ。
ぎゅっと可愛い尻肉を掴んだ。柔らかくってフニフニのフカフカだ。
「痛くしないで。」
綾香が言う。心なしか瞳が潤んでいた。
あっと思った時には、キスされていた。う~む、妙な味だ、フェラさせていたから、これは俺の味か?
だが妙な味はすぐに消え、かぐわしい綾香の味になっていく。うくうく、綾香のキス、やっぱり最高だ。
「んむっ、ん、んっ、浩之?」
「あん?どうした?」
俺は綾香の股間に手をやっている。パンツ越しの感触が濡れているのを知ってるくせに、わざとそしらぬ顔で、
「どうした?」
と聞いてやった。
「パンツ汚れちゃうじゃない!」
「お前がこんなに濡れるからいけないんだろ!」
「バ、バカ!あ!ああんっ!」
横から手を入れてやった途端、この反応だ。更に綾香は、はうっと俺にしがみついてきた。亀裂に指を這わせる。熱い泉を探り、潜り込ませた。指の根元が突起に当たった。
グリグリ、いい感じだ。綾香の顔が切なくなってきている。
本当は綾香に咥えてもらいたかったが、そろそろ俺も気持ちよくなりたいので、俺は彼女をゆっくり浮かせた。
パンツを下ろし、空間を作る。
「あんっ!」
いきり立っているペニスを軌道修正して、花芯に向けた。先端が触れた感じがする。
「あっ!」
そのままめり込むようにして、俺は綾香を引き寄せた。
「お前の中、すごい温かいな。」
ズッポリ中まで入ってから、囁くように言うと、綾香が恨みがましい目で俺を見た。
「やだ、恥ずかしい・・・」
「恥ずかしいも何もあるもんか、本当のことじゃねえか。」
「あんっ、あ、あ、気持ち、いいっ!!」
くびれた腰を掴んで俺は綾香を突いてやった。2回、3回、たちまちブラウスの下に隠れた88センチの見事な巨乳が、揺れだした。
確か、志保のアホタレよりも大きいはずだった。匹敵するのは・・・委員長だっけか。アメリカンなレミィは別格としても、こんな細い腰のくせにでかすぎる。
俺は乳に顔を押し当て、黙って綾香を突き続けることに専念した。西音寺女学園の可愛い黄色のベスト越しに、乳房が俺をビンタする。
「ああん、ああん!」
跨った綾香が、俺の上で乱れている。とろんとしたその顔からは、彼女が総合格闘技大会エクストリームの女王であるとは、とても思えない。美貌はともかくとして、単にえっちに夢中な女子高生としか思えなかった。
「浩之っ!浩之っ!!」
「うん?気持ちいいか?」
「う・・・ん・・・すっごく、いいよ。」
キスをした。その間だけ俺はおとなしくした。
舌を合わせる。柔らかくておいしい舌。絡め合って、お互いを味わう。
俺が綾香のことを大好きだと思う瞬間だ。
「あん、浩之、すごい、私、感じちゃう。」
にやりと俺は笑って、また腰を揺さぶった。綾香が仰け反り、支えるのに苦労した。
長い髪が波を打っている。
「あん、ああん、いいよう、いいよう!!」
綾香が絶叫する。俺は慌ててその口を塞ぎ(つまりキスをしたのだ)、
「こら、あんまり大きな声出すなよ。」
「だってぇ、いいんだもん、ああん、ああん、だめだよ、声出ちゃうよ!」
花芯が俺を締め上げた。やばい、このままじゃ、と思って、綾香に打診してみた。
「ベッドの上に行こうぜ。」
「うん・・・じゃ、このまま、連れてって。」
俺はいわゆる抱っこの姿勢で、綾香をベッドに連れていった。
途中、綾香がしがみつくものだから、腰がポキと乾いた音を立てた。
「なあ、綾香?」
「何よ。」
「お前、重くなった?」
「失礼ね!変わらないわよ!」
怒った綾香がむにと俺の頬をつねった。
おかげで回復した。やばいところだったぜ。
そのまま俺は綾香の足を広げて、花芯の中を突いた。
「あっ!あっ!ああっ!!」
つねっていた手がだらんと下がっていく。綾香は感じているのだろう、ピンク色の顔が可愛い。
「浩之の、中で、固いよ、すごい、固い・・・」
膝に掛かったピンクのパンツ。突くたびにそれが揺れる。
たくさん刺繍の入ったパンツの揺れるサマを見ていたら、なんだかどんどんやばくなってきた。
「綾香、俺いきそう。」
「あ、ああっ、私も、いきそう・・・」
「一緒にいこうぜ。」
「うん・・・でも、中はだめだよ、あ、ああ!!」
「判ってるって!」
折り曲げた腿を綾香の身体にくっつけさせ、花芯の中へ更に埋没していく。苦しそうな彼女の顔がとても悩ましくて、それが俺を燃えさせるのだ。
「あ、いい、いいよ、ああん、ひ、浩之、私、気持ちいい!!」
強い力で俺は抱きしめられた。達した綾香がびくんびくん身体を震わせるのを見てから、露出していた白く引き締まったお腹の上に射精した。
これでも制服を汚さないよう、努力したのだ。この苦労を判って欲しい。
「あん、ああん、あ、熱い・・・」
俺の精液を浴びて、綾香は呻いている。ぼんやりとしている綾香が妙に可愛くて、そっとキスをした。
「なあ、綾香?」
「うん?なあに?」
気だるそうに綾香が答えた。セックスの余韻が残っているらしく、まだ顔が赤い。
「お前、フェラ嫌いなのか?」
「う~ん、判んない。」
面倒くさそうに言う。ちょっといたずらがしたくなって、俺は綾香の手を取ってペニスに触らせてみた。
「あん、やだぁ、もういいよ、お腹いっぱいって感じだもん。」
「ほれほれ!」
「制服が汚れちゃうじゃない!あ、また大きくなってる。」
ふと嬉しそうな声に聞こえたのは、俺の空耳なのか。
それでも綾香は手でさすり続け、俺はその気になってきていた。
がばっと上に乗ると、綾香の腕が俺の襟首を掴み、
「もう終わりって言ったでしょ!」
「ウグググ!」
返事ができない。チョークだ、スリーパーだ、三角締めだ。俺は綾香の腕を叩いて、ギブアップするしかなかった。
「調子に乗らないの!」
そう言って綾香は出ていった。
ある日のこと、下校時に駅前商店街をウロウロしていると、西園寺学園の制服で、例によってミニスカにした綾香が、いきなり俺の目の前に現れた。
お目付け役のセバスチャンの姿は見当たらなかった。いいかげん、綾香の破天荒な行動についていけなくなっているのだろうと思った。
「よお!」
「あ、いいところで見つけた!」
そう言って、目を輝かせた綾香が駆け寄ってくる。
制服の下の乳が揺れている。重たげに揺れ動いている。ああ、あれに埋もれたい。
そして、駆けるとミニスカが跳ねて、自慢の足の線がもろに見えてしまう。
もう少しで、パンツ見えそうなのにな、俺は思った。
「ちょっとお願いがあるの。」
腕に当たる乳の感触、う~ん、たまらん。このまま言えに連れ帰って、食べてしまいたくなってしまう。
でもな~押し倒しても、三角締めか、肘突きを食らうんだろうなあ。
「うん?何?」
諦めた俺は、無理矢理に笑顔を作って綾香に言った。
「ねえ、これからさ、時間ある?」
きた、と俺は思った。
綾香が俺を誘っているのだ。珍しい。でも、いい。
「あるに決まってるじゃん!じゃ家にいこう!」
手を引っ張ろうとすると、ぱちんと振り払われた。
「痛いわね、何すんのよ!」
「え?俺の家にいくんじゃないの?」
綾香は人差し指を立てて、チッチッと振ってみせた。
「もう、あわてんぼね!ソレのことしか、考えてないワケ?」
「あうう・・・」
言葉に詰まって俺は焦った。綾香は鋭い。
そうだ、言う通りだ、俺は最近、ソレのことしか考えていない。サルだ、ミジンコだ、アメーバ以下の単細胞なのだ。
「ちょっとこっちきて!」
頭を抱えた俺を引きずるように、綾香はヤクドナルドへ向かった。
好物のベーコンレタスバーガーも食べず、ただうつむくだけの俺に綾香は言った。
「元気出しなさいよ。ちょっと、浩之に用事があるの。」
「・・・い、痛え!!」
頬がつねられたのだ。顔を向けると、綾香がすぐ側にいた。
いい匂いがしていて、つねられているのも忘れてしまいそうなくらいだった。
「・・・用件話してもいいかしら?浩之君?」
「ふ、ふぁ・・・ろうろ(どうぞ)。」
ようやく手を離した綾香は、何を思ったか、飲みかけのコーラの中身を流しで捨てて戻ってきた。
そして辺りを見回してから、小声で、
「浩之、こっちよ。」
と、俺を立たせた。
何のことか判らずに綾香の後を着いていく。
「ええっ、トイレ?!」
「シーッ、声が大きい!」
そっちの声が大きいぞ、と思ったが、綾香が引っ張っていくのに、俺は気圧されていた。
「早く中に入って、誰かに見られちゃう。」
呆然とする俺は、とっとと女便所に連れ込まれてしまっていた。
「お、おい、綾香!」
「シー・・・ん、んんっ!」
突然、目の前がグルグル回り出した。綾香が俺にキスしてきたのだ。
甘いキスに俺はしばらく陶酔感を味わっていた。舌と舌を絡めて、突っつき合う。逃げ出す綾香を捕まえて、舌を吸う。
・・・ああ、綾香とのキス・・・いいなあ・・・
今度は綾香が俺を追いかけてくる。狭い口の中だ、すぐに捕まってしまって、またレロレロ。
「ん、ん、ん・・・あ!」
綾香が口を離してしまったのである。
だが、不満を洩らす間もなかった。ズボンの上からペニスが触られた。
「ようし、もうOKね!」
「ちょ、ちょ、ちょ・・・」
「いいから!!」
あっと思った時には、もうペニスが晒されていた。現金なもので、もう勃起していた。キスもしたし、触られてもいた。だから勃起したのを責められても、困ってしまう。
「うわあ、熱い・・・ここ、熱いわ。」
綾香は興奮気味にペニスを握りしめて手を動かしていく。
「あ・・・や、やめろよ・・・」
「しっ!」
俺の口に人差し指が当てられた。他の人がトイレに入ってきたのだ。
もちろん俺達がここにいるのを知る訳もない、その女の人は、別のトイレに入っていった。
そうして息を殺すこと、10分近く、派手な水音を立てて、その人は出ていった。何だか、用を足すより、手洗いの鏡で化粧を直す方が時間を掛けているようだった。
「ふう!」
綾香がため息を吐いたが、すぐに俺を見上げた。
「勃起したままだったね、浩之、根性あるわ。」
「お前がずっと握ってるからだろ!当然だよ、当然。」
抗議する俺に、綾香はふふと笑いを浮かべた。
「これなら、いいのが採れそうだわ。」
「ど、どういうことだよ。」
「説明してあげる。」
綾香の話はこうだった。
1コ年上のお姉さん、つまり来栖川芹香は、黒魔術に凝っているのだが、最近とみにいろいろ怪しげなものを作っているらしい。惚れ薬とか霊を呼ぶ薬とか護符とか、そういう怪しげなものだ。
いや、俺はいろいろ芹香センパイに不思議なものを見せられたから、少しだけ信じてはいる。
ところで今作っているのは、不老長寿の薬だそうだった。
「不老長寿?どうやって作るの?」
「続きがあるの。」
材料集めが大変らしい。大概なものは来栖川家の財力と、セバスチャンの努力で揃うそうだった。
でもイモリの死骸とか、名前も聞いたことのないキノコを必死に探すセバスチャンの姿を想像して、俺は笑った。
「あの爺さん、額に汗して集めるのか、何か笑えるなあ。」
「でも大変なのよ。」
芹香お嬢様はいろいろ細かく注文をするらしいが、セバスチャンでもそう簡単に入手できないものが1つだけあった。
「何、それ?」
「若い男のエキスよ。」
「え~?」
「そう。あなたが今想像した通りのものよ。」
綾香の手に力が入って、俺は呻いてしまった。
「エキスって、つまり精子のこと?」
「そう。どうしても、って、姉さんに言われて、私も困ってるの。」
「どうしても・・・って、あのお姉さんがなあ。」
俺は、芹香お嬢様が、妹の綾香に精液の採取を依頼するところを妄想してみた。
あのおとなしそうなお嬢様が顔を赤らめて、ボソッと、
「あの・・・精液下さいませんか?」
うわ、いよいよ勃起してしまうではないか。
それに気づいたらしく、綾香はいよいよ手を上下させた。
だめだ、もうたまらん。ここがトイレでも構わない。
がおっと小さく叫んで、綾香に抱きつこうとすると、
「だめよ、ここでえっちはしたくないもの。ちょっと待って。」
ぽんと俺は押し返された。そのまま綾香は、スカートを折ってしゃがむのだった。
「あら、透明なヤツが出てる。」
興味深そうに言う。指の腹で先っぽをグリグリ。
「うう・・・で、で、綾香は、俺のを絞るつもりなのか?」
「・・・そうねえ。お姉さんに頼まれちゃったからねえ。」
またグリグリ。うう、気持ちいい。
「じゃあ、手じゃなくって口でやってくれよ。」
「う~ん、苦手だけどしょうがないわね。」
綾香が顔を近づけた。
やった、綾香は俺の策略に乗ったのだ。
だが、ちょっと待て。
策略にはまったのは、俺の方ではないのか?
・・・ま、どっちでもいいや・・・
目を開いたままの綾香の唇が、ペニスに触れた。ちゅっちゅっと何回かキスをする。
「しょうがないじゃないだろ、偉大なる魔法使いのために、俺とお前は・・・」
「はいはい、判りました。おとなしくしててね。」
ぱく。小さな口がようやく開いて、ペニスが呑み込まれていく。
口の中で舌がペロリンと動いた。
「う、う、う!」
俺が身悶えしたのと同時に、可愛い舌が口から出てきてペニスを舐め出した。猫のようにザラザラしたベロが大活躍をする。
ペニスは、たちまちよだれだらけになってしまった。渇いたのか、1度、口を離してから、髪を直した綾香が含んでいく。
「ん、ん、ん、んっ!」
柔らかく、いい匂いのする頭に手を添えて、俺はゆっくりと腰を動かした。それに合わせて、黒髪が波を打っていく。
真剣な顔で口を動かす綾香が可愛らしいと思った。
腰を動かすと快感が増加した。ペニスに加えられる摩擦が、倍増したからだった。
調子に乗り、どんどん腰を動かしていく。
「ん、んぐ、ん・・・」
いいぞ、綾香、うまくなっているぞ。この間の俺の家での時より、うまくなってきているみたいだ。
口に出してほめる代わりに、頭を撫でてやる。
綾香の目が俺を見た。嬉しそうに微笑み、また口ですることに熱中していく。
先っぽだけを含んで、そこをすする。ピチャピチャ、猫の音がしたかと思うと、叩くように舌先が、敏感な部分をほじくった。
「う・・・気持ちいい・・・」
俺は寄りかかって天井を見上げた。
ドアが開く音がして他の人が入ってきても、綾香はやめないし、俺も黙ったまま、快感が上昇していくのを待つのだった。
だがさすがに他人がいる間は静かにしていたが、その人が出ていくと、動きに加速がついて、えっちな音が大きくなった。
「ふん、ふん、んっ!」
と、頬をへこまして俺を吸うのだ。
「あ、そろそろ・・・」
「ん、ん、んう、い、いいよ・・・」
ほんの少しだけ、綾香は口を離しただけで、また吸い込みだした。
すぼまった唇び締めつけられて、ペニスがどくんと震えた。本当にこのまま出してしまいそうだ。
その震えに気づいたのか、綾香は勢いづいて頭を振った。強烈な吸い込みに、俺はだんだん後ろに下がってしまう。
「出そう・・・」
俺は呟いた。瞬間、何かがこらえきれずに俺の中で逆流した。もう抑えきれない、と思った。
「う、ううっ!」
「ん、ん、ん!!」
綾香の動きが止まった。だが俺は快感を追い求めるべく、頭を持って腰を突いた。
「う、うく、うぐ!!」
初めての口内射精に目を白黒させる美少女の唇に、俺は放っていく。閉じようとする唇が、逆に快感を与えるから不思議だった。
どくん、どくん、俺の中で精液が、音を立てて綾香の口に注がれていった。
「ふ~っ、き、気持ちいい・・・」
俺はヘナヘナ便器の上に座り込んだ。心の底から気持ちよかったと思ったのだ。
「綾香、気持ちよかったよ・・・」
だが返事はなかった。
見ると口を膨らませた綾香がしゃがんだまま、泣きそうな顔になって何かを探している。
「?」
あ、そうか、精液を含んだままだから、何も言えないんだ。
便器の中に捨ててもらおうと思って、立ち上がってみたが、綾香は相変わらず何かを探している。
と、その手が探していたものを見つけた。
「お、おい・・・」
綾香がかざしたものは、先程中身を捨てたコーラのパックだったのだ。
驚いたことに、氷まで捨ててあり、綾香は迷うことなくそこへ、精液を吐き捨てていた。
「うえ~まずい・・・」
何かのコマーシャルの文句みたいなことを言い、しかめた顔になっている。
「お前、それどうするんだよ?」
綾香は、俺を見て嬉しそうに笑った。
「決まってんじゃない、姉さんに届けるのよ。中身、見る?」
コーラのパックをからからと振ってみせたが、俺は首を振って遠慮させて頂くことにした。
出し終わった自分のものなんか、見たくもない。
「じゃあ、ありがとう、またね。」
そう言って、綾香は俺を置いて出ていってしまった。慌ててティッシュで後始末をして、ズボンを履こうとしている間に、蛇口を捻る音がした。
うがいと手を洗う音がした後、ドアが開く音が聞こえた。
「ま、待てよ!あ!」
だが俺は出られない。なぜなら他の女の人が入ってくる気配がしたからだった。
結局その後、30分くらいしてから、ようやく出られることになった。
(了)
亭主後述・・・
80万ヒットを獲得して頂いた長谷さんのリクエストです。
遅くなってごめんなさい。しかも前編というテイタラク。(笑)
リクエストの内容は、来栖川綾香が浩之相手に口で、最初は渋々だったのが、だんだん・・・というものでした。
全部書けなかったので、後半はだんだん・・・凄くなっていきますよ~(爆)